高口一般質問6~現場を支える学校生活支援員、拡充を

*高口一般質問、6ページ目です。

4-3.学校生活支援員の拡充を

一方で、今学校は、様々な問題を抱えています。
切実な相談のなか、発達障害のご相談も多く頂きます。

今、発達障害の子を支えるために、現場でなくてはならない存在が、学校生活支援員です。
保護者からも、支援員自身からも、「支援員の増員を」「待遇の改善を」との声を、多数頂きます。

★「人手がまったく足りていない!」…悲痛な現場の声

支援員は、非常勤と臨時に分かれ、臨時支援員は月90時間まで、半年交代の制限つきです。

各校、平均1名ほどしかいないなか、教室から飛び出す子を走って追いかける等の重労働は日常茶飯事、1人で何人も見なくてはならず、サービス残業もあり、「人手がまったく足りていない」と、現場の悲鳴が聞こえます。

にもかかわらず、配置数が申請数を下回る状況が続いています。

特に、臨時支援員の成り手が少ないと伺っていますが、低時給かつ不安定な条件で、集まるはずがありません。

「続けたくても、転職を考えざるを得ない」との現場の声に、向き合うべきではないでしょうか。

(質問)会計年度任用職員制度で、支援員はどうなる…?

来年度から会計年度任用職員の制度が始まり、今定例会で条例改正案が提出され、練馬区の場合、非常勤も臨時職員もどちらも、パートタイムの会計年度任用職員に移行すると伺っています。

学校生活支援員について、詳細は検討中とのことですが、これまでの非常勤と臨時の扱いを、どのように整理される予定ですか?

また、時給の引き上げなど、支援員を安定的に雇用できる環境を整え、増員し、すべての子どもの学ぶ権利を保証すべきです。区の検討をお聞かせください。

★区の答弁(教育振興部長)

来年度から、学校生活支援員と学校生活臨時支援員を共に会計年度任用職員に位置付け、学校生活支援員に統合します。会計年度任用職員は、公募により採用選考を行い、原則一年の任期ですが、勤務実績などにより、任期の更新も可能です。会計年度任用職員に移行することにより、期末手当が支給されることになり、より一層安定的な雇用ができるものと考えています。

教育委員会といたしましては、引き続き配慮を要する児童生徒の支援の充実を図ってまいります。

★動画もご覧ください!

当日録画全体→2:45くらいから…

議員別「高口ようこ」
*9/10現在更新されていませんが、そのうち追加されると思います。

【*目次*】