高性能断熱+自然素材のエコハウスを見学させて頂きました。

練馬区外にある、高性能断熱+自然素材のエコハウスを見学させて頂きました。

以前、建築中に、断熱材を入れるところなどを見せて頂いたお宅。

完成して3年ほど経ち、またお伺いしました。

季節をめぐり、
夏は涼しく、冬はあったか…
その「心地よさ」を体感している、とのこと!

夏は天井、冬は床下に設置した家庭用の小さなエアコン1台で、家中が快適。

通常、天井裏が最も暑くなりますが、分厚い断熱材のおかげで、天井裏が最も過ごしやすいそう。

子どもたちの隠れ家的な遊び場としても、とても魅力的✨

ドイツから輸入するなど、素材にもこだわっていらっしゃいます。
ただ、本当は、SDGsの観点からも国産を探したものの、日本では市場がまだ一般的でなく、扱っている事業者自体がなかったそうです。

木材は、多摩産材。
日本にある木材と、使われている木材の量に5倍の乖離があり、
もっと国産の木材が使われることが大事、というお話も。

(コンクリートのCO2排出量を考えると、
練馬区でも、規模の小さな区立施設なら、
すべて鉄筋にせず、
国産木材を使うことも考えてもいいですね)

建築のお仕事をされるなかで、重度のアレルギーになり、それが、自然素材を見直すきっかけとなりました。

壁も紙クロス、エッグクロス。
ビニールクロスは空気を通さないため、カビ→アレルギーの原因になることも。

また、耐震性能も最高レベル。
レベル「1」だと、震度7では「家は潰れるけれど、逃げ出す時間はある」程度。
レベル「3」だと、「震度7が2回きても耐えられる」。

断熱性能がよければ、災害で電気がとまっても、真夏や真冬でも、凍えたり熱中症にならずに過ごせます。

断熱、耐震を最初にしっかりしておくことが、災害対策にもなる。
なるほど!!!と思うことばかりのお話でした。

お忙しいなかご対応くださり、ありがとうございました!!!


【参考】