高口一般質問5~子どもの声を届けたい…宿題のあり方、見直しを!

*高口一般質問、5ページ目です。

4-2.「宿題」って、何のため?

日本の公立校でも、校長先生らによる改革がメディアに取り上げられ、「練馬区でも実現したい」との声を頂きます。

たとえば、昨年の一般質問でも取り上げた千代田区立麹町中学校では、「学校は、社会のなかでよりよく生きていくためにある」という本来の目的に沿って、宿題、テスト、制服、校則などの慣例を見直しています。

★宿題って、必要ですか?

そもそも、宿題やテストは、何のためにあるのでしょうか。

私の小4の息子は、「宿題は、わかっていることを繰り返すから苦痛」「楽しい宿題なら、やりたい」と言います。

わかっている子には高度な宿題、わからない子には丁寧な宿題が出ればよいのですが、現実は一律同じものが出されます。

宿題の目的は、主に、家庭学習の定着だと伺いました。であれば、子どもによって内容を変える、ゲーム性を加えるなど、やりたくなる宿題を出し、「家庭学習は楽しい」と印象付け、自発性ややる気を引き出すほうが、効率もよく、学習効果も高まるはずです。

(質問)宿題、必要性から見直して

宿題を出すのであれば、生徒一人ひとりに沿い、かつ、やる気を引き出す宿題に変える。

それが難しければ、宿題そのものの必要性も含めて再検討すべきと考えますが、対応をお答えください。

★学びは本来、楽しいもの!

学びは本来、楽しいもの。
知らなかった世界がパーッと広がり、ワクワクするもの。

それを知れば、こどもは一生、学び続けるのではないでしょうか。

ワクワクする、楽しい学びの実現を願い、次に移ります。

★区の答弁(教育振興部長)

宿題の目的は、家庭と連携した学習習慣の確立の他、学習内容の定着や学校での学習を活用したり発展させたり学びの充実などがあげられます。

日常的に繰り返し取り組むドリル学習のほかにも、新聞から記事を選んで考えたことを書く学習、自らテーマや課題を決めて取り組む自主学習などがあり、各学校が、学校での学びを補強したり、深めたりする内容を工夫しています。

宿題の必要性や分量等については、児童生徒の発達段階や学力の実態などに照らして、各学校が判断するものであり、教育委員会が画一的に扱う考えはありません。

★動画もご覧ください!

当日録画全体→2:45くらいから…

議員別「高口ようこ」
*9/10現在更新されていませんが、そのうち追加されると思います。

【*目次*】