高口一般質問9~区民主体のまちづくりを支えよう

*高口一般質問、9ページ目です。

5-3.区民主体の地域活動、支援充実を

全国各地で、魅力的なコミュニティ活動が花開いています。

★古いものに新しい価値を見出すアートの力

たとえば豊島区の、風呂なし・共同トイレの昭和の木造賃貸アパートに、アーティストが住みこむ「かみいけ木賃文化ネットワーク」。

古いものに新しい価値を見出し、「ないものはまちで借りる」と考え、「風呂がないから銭湯に行く」「キッチンがないからまちでごはん」という発想の転換が斬新。

商店街振興、シェアリングエコノミーにもなり、夢が広がります。

私自身も、子育てを通じて地域活動に携わり、魅力的な活動をたくさん知っています。

新しいアイディアがどんどん提案でき、ともに取り組む区であってほしいと願います。

(質問)制度の枠に押し込めないで

区が協働に取り組んでいることは知っていますが、一方で、「区の制度の枠に押し込めないでほしい」との声も聞いています。

コミュニティの形成には時間がかかり、時間や内容の一定の自由度が必要です。

区の事業に区民が合わすのではなく、区民の思いと区の制度をすり合わせていく、柔軟な対応を求めます。

(質問)宣伝協力など、支援充実を

また、地域活動の苦労として、宣伝があります。

協働推進課で、区の交換便での17施設へのチラシ配布を取りまとめていますが、その施設を増やしていく、場所の確保に協力するなど、助成金以外でも様々な支援の方法が考えられます。

このような区民主体の地域活動の支援充実について、区の対応をお聞かせください。

★区の答弁(地域文化部長)

「地域おこしプロジェクト」や「やさしいまちづくり支援事業」などの協働の取り組みは、区民の創意工夫溢れるアイデアの具現化を目指して、地域で活動する区民の皆様とともに考え、実施しています。広報・周知の支援や、アドバイザー派遣など人的支援も含め、区民の皆様の声に応えて柔軟に対応しています。

こうした取り組みを通じて、地域の現場では、多世代が楽しくつながることを目指す遊びのイベントや、認知症高齢者の見守り拠点としてのコンビニエンスストアの活用など、町会・自治体やNPO・ボランティア団体による活動が広がりつつあります。

次に、活動の周知と場所の確保についてです。

区民協働交流センターでは、活動の周知や、場所の確保を含め、団体活動に関する相談に幅広く応じています。区内全域に活動の周知ができるよう、地域バランスを考慮した17か所の区立施設に、チラシやポスターを配布・掲示する支援を行っています。

特定の区立施設での配布・掲示についても、周知の内容に応じて個別に対応しています。また、区民協働交流センターのホームページやSNS等を通じた幅広い情報発信にも、積極的に取り組んでいます。

引き続き、区民の皆様とともに、参加と協働の取り組みを進めてまいります。

★動画もご覧ください!

当日録画全体→2:45くらいから…

議員別「高口ようこ」
*9/10現在更新されていませんが、そのうち追加されると思います。

【*目次*】