ママカフェQ&A~幼稚園、こども園、教育無償化、一時預かりetc.子育て最新情報
8/28&10/27、「しぜんなこそだての会はぐみる」さんとのコラボで、「ママカフェ」を開催!
そこで頂いた、たくさんの質問……それはきっと、他のママたちも気になっていることでは!?
というわけで、まとめてUPします★
↓はぐみるさんのレポートはこちらをご覧ください♪
どうなるの!?教育無償化
現在、内閣府の資料は配布していますが、区としては何も決まっていないのが現状。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youchien/1409735.htm
国の動きを見ながら、決めていく……というあいまいな段階です。
幼稚園
Q 幼稚園の入園申し込みは、なぜ一律で、11/1なの?
保活に失敗し、「幼稚園に入れて働こう」と思っているママからです。
「幼稚園の願書提出日が11/1で、複数の園に希望が出せない。志望の園に落ちてから他の園の二次募集を受けると、延長保育をしている園は埋まってしまう」
「働いているからどうしても延長保育がある園に入れないといけないのに、キープや複数希望が出せなくて困る」
切実な声ですが……
- 東京の私立幼稚園連合会の申し合わせ
→練馬区私立幼稚園協会も、それを踏襲 - 経団連の就活のように、”紳士協定”のようなもの?
- 一律にすることで、保護者にメリットもある(別日だと受験料?がそれぞれかかる、など…)
- あきがあれば、2次募集を受け付ける
私立幼稚園は、あくまで私立なので、区に決定権がない……というのが、現状です。
Q 区立幼稚園は縮小傾向なの?
光が丘にあった4園が2園に減り、現在は区内に3園。この3園は、閉園の予定はありません。
(光が丘に多かった理由は、区内の私立幼稚園が少ないところに作っていった経緯のようです)
障害児の受け入れが難しいなかで、区立幼稚園は重要な受け皿にもなっています。
認定こども園
Q こども園って、そもそも何?
- 練馬区のこども園には、「認定こども園」(3園)と、「練馬こども園」があります。
- 練馬こども園は、練馬区独自の制度で、あくまでくくりは「幼稚園」。
- 認定こども園には、幼稚園をベースにした「幼稚園型」と、保育園に近い「幼保連携型」の2種類あります。
- 練馬区は今のところ、すべて「幼稚園型こども園」か「練馬こども園」です。
Q 練馬区は幼保連携型を作る予定はないの?
計画として、作る予定にはなっていません。
ただし、保育事業者から申し出があれば、別なので、「絶対つくらない」というわけでもありません。
Q 他自治体も幼稚園型こども園が多いの?
大都市は、幼稚園型こども園がほとんどのようです。
Q ニュースで認定返上が取り上げられることもあるが、練馬の3園の課題は?
もともとベースは幼稚園なので、保育園との違いはあります。
調理室がなく給食が自園でつくれないといった施設面の課題、入園料や給食代、バス代といったプラスアルファの料金がかかる…などです。
ただ、区として「これが課題」ととらえている、大きな問題はない、とのことでした。
練馬こども園
Q 区は、練馬こども園も、小規模保育園の受け皿とカウントしている?
カウントしています。
保育園や認定こども園とは、入園基準が違う(あくまで各幼稚園の基準)ので、違和感はあるかもしれませんが…。
ぴよぴよ、児童館
Q ぴよぴよや児童館が少なく、いつも混んでいて行きにくい。増やせないの?
「児童館に、徒歩30分以上かけて来るママも……。児童館やぴよぴよなどの施設→数を増やしてほしい」
「石神井公園にはないけど大泉は3箇所あったりと、偏りの解消を希望」
現状、ぴよぴよ、児童館は増える予定は、区の計画としてはありません。
民設のひろばは2019年度までに27か所となる計画で、次年度、中村橋に新しくオープン(プレパひろば中村橋)。
地域のバランスは考えていつつも、事業委託の関係上、民間の事業者が契約できた場所による……という実情も。
小さな子どもを連れて、遠い場所へ行くのはそれだけで大変。
ママたちの思いが、なかなか伝わっていないなあ、という印象です。
Q 土日もあけてほしい
土日遊べる室内の遊び場が少なくて困っている……という声。
ぴよぴよは土曜、事業者によりあいている(民設は週3~5日くらい)。
児童館は、日曜あいているところもあります。
区としては、「ニーズはあるが、今すぐは…」「練馬、光が丘はやっているので、そこにきてほしい」とのこと。
Q ぴよぴよの年齢制限を緩めてほしい
上の子が3歳過ぎて下の子がいる場合、幼稚園前なのに行く場所がなくて困る……まったくそのとおり!
一方で、「一般的に3歳を過ぎると、幼稚園などに送ってから、下の子だけ来ることが多い」「年齢関係なく入れる児童館をおすすめしている」と、区。
たしかに、0歳のねんね期で第一子のママにとっては、わいわい元気な上の子がいるのは心配、という気持ちもわかってしまうのですが……。きょうだいで行ける場所が限られてしまうのも、悩みのひとつです。
一時預かり
Q 一時預かりが混んでいるのを、どうにかしてほしい!!
高口も、在宅ワークで保育園に入れず、あちこちの一時預かりを駆使しながら、綱渡りでやってきました。一時預かりが足りない、予約がとれない……どのママからも聞く声です。
一方で。
「ニーズ調査としては足りている」
というのが、区の認識! アンケートをもとにしたニーズ調査を行っており、その数でいうと、「足りてしまう」のです。「稼働率8~9割」とは、ほとんど入れたい日には取れないということだと思うのですが……。
一般質問でも、数を増やすよう求めましたが、ケンモホロロ…。ママたちの気持ちが、全然わかっていない!と思いました。
今後は、オンラインでの予約ができるようにし、「利用方法の改善、キャンセル待ちで利用しやすく」していくそうですが。枠自体の増加も、必要ではないでしょうか。
その他、子育てについて…
Q 子育て応援券……期限延長してほしい!
ママたちにとって、「子育て応援券が使いづらい!」のは、とっても有名な話。その声をあちこちで聞きますし、高口自身痛感してきました。リフレクソロジー、マッサージ、美容院に鍼灸に……いろいろなところで使えるように(杉並区のように)なってほしいですよね。
区としては、「検討しているが、今段階では新たな事業は、財政当局とも詰める必要がある」…とのこと。
一般質問でも、子育て応援券見直しを要望しましたが、引き続き、頑張っていきます
http://koguchiyoko.net/report/20180912ippanshitsumon1/
Q 授乳スポットがすくない!
「母乳育児が推奨されているのだから、授乳スポットを増やしてほしい」
「授乳だけの利用でいい対応をされなかった経験が。授乳スポットとしている場所でも、対応によって利用しづらい」
授乳に関するお悩み。
「ママたちがすごく困っている」ということ自体を……そもそも、区が認識していませんでした(足りている、要望がない、という認識)。
困っているけれど、なかなかその声が伝わっていない。だから改善されていかない現状があります。
ママたちが声をあげることが、とっても大事!
まずは区に伝えましたが、皆さんと一緒に声をあげ、より子育てしやすい環境に変えていきたいと思います!
Q ファミサポさんとの交流会があったらいい!
「ママたちとファミサポさんの交流会」「ファミサポさんの顔がわかるような資料」が最初にもらえると、利用しやすい……というお話。なるほど!顔が見えることで、頼みやすくなりますよね。
現在、「ファミサポ同士の交流会」は、現在あります。
ママとファミサポさんたちとの交流会の開催についての声を、区に伝えました。
Q 公園などの子供の遊び場や給食の放射線量が気になります。
2011.3.11、高口の長男がまだ1歳。翌年には長女が生まれ、放射線は本当に心配でした。それから7年たった今でも、我が子の健康を気にするママたちがまだまだいる、ということがわかりました。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/oshirase/hoshasen/cate.html
★学校給食は測定(区のHPで公開)していますが、基準は……
新たな基準値(平成24年4月1日から施行)
放射性セシウム 一般食品 100Bq/kg
乳児用食品 50Bq/kg
牛乳 50Bq/kg
飲料水 10Bq/kg
★公園などは2011年9月から更新なし
Q 練馬区は、子育て支援に、どのくらいの税金を使っているの?
練馬区発行の「区税つうしん」に、わかりやすくまとまっていますが……
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/zei/kuzeitushin.html
ざっくばらんにいうと、23区のなかで、練馬区の子どもに使うお金は、「すごく多くもないが、すごく少なくもない、平均的」といったところ。
ただしそもそも、日本という国が、子どもに使うお金が少なすぎるわけですが……
そういうところも、私たち地域で子育てするママたちの声で、変えていきたいし、いかねばですよね!
はぐみるさん、ありがとうございました!