【高口ようこ一般質問2022-7】まちづくり、公園、みちづくり

2022/11/29、練馬区議会、高口ようこの一般質問、7つ目のテーマです！

ひととひとが、ひととまちが、子どもとまちがつながる……
道路や公園も、その可能性を秘めた場所！

これからのまちづくり、動き始めた放射35号線（タテ3）についても
希望をこめて、問いました！

↓以下、質疑です！

公園の可能性

こどもと地域、ひととひとをつなぐ可能性を秘めた場所、
それが公園です。

リニューアルで話題となった南池袋公園では、
楽器、ヨガ、映画、マーケット、トークイベント、
ビールで乾杯、なんと結婚式まで…斬新な企画を実施。

一過性のイベントで終わらせず、地道に発信を続け、
問題が起きれば
「コミュニケーションをあきらめない」
という信念で、一つ一つクリアしながら
過去の危険なイメージを一新していきました。

仕掛け人の青木純さんは、

「公園は、いろいろなことを乗り越えられる場所」

と語ります。

奈良市のごくふつうの公園では、
「未来のおとながつくる！パークマーケット」
と題し、高校生も活躍しています。

公園という場で地域住民がつながり、動き出すことが重要と考えます。

練馬区でも、こどもの森、おひさまぴよぴよやプレーパークには、
プレーリーダー等がいて、子育て世代を中心につながりが生まれていますが、

公園が、世代を超えたひととひと、ひととまちがつながる場となるには、
コーディネーターの存在が欠かせません。

が必要と考えます。

見解を伺います。

区では、公園の整備や改修に際して、近隣小学校によるワークショップを開催し、子どもたちの声を活かすなどの取組みを行ってきました。
令和元年度に改修した豊玉中いっちょうめ公園では、
- 地域の皆様が自ら立ち上げた、リニューアル推進委員会で検討を重ね、
- お祭りや防災訓練などで活用できる広場や、特色ある複合遊具を設けるなど、
- 地域の視点から、改修のコンセプトを取りまとめ、整備しました。
地域の方々が計画段階から改修に関わることで、整備後に自主管理となり、様々なイベントが開催されています。
地域住民やそこで活動する方々が、公園の整備・改修・管理に積極的に関わっていただくことによって、公園への愛着が生まれ、そうした方々が中心となって、公園を利用する様々な活動が生まれ、その輪が広がっていくと考えています。
今後も、地域の皆様の参加によって整備を進め、公園を地域のコミュニティーの場として、一層活用していただくよう取り組んでまいります。

まちづくりだけでなく、みちづくりにも、新しい発想が必要です。

青木純氏は、現在は「まちなかリビング」というキーワードで、
公園から大通りに舞台を広げています。

公共空間としてのみちについて、
建築家の藤本昌也氏は、

計画ありきでなく、若い世代や有識者も一緒に
まちの未来を話し合い、住民が決める場づくりこそ重要ですが
区の考えを伺います。

区では、平成30年に策定した「グランドデザイン構想」において
- 今後の道路のあり方について
- 車や人等が通行する道路の基本的な機能に加え、
- 緑豊かで地域の方々が集い、活動する場となることを
- 目指す将来の姿として描き、すでに、区民の皆様にお示ししています。
放射35号線については、
- 環状七号線から放射36号線までの区間が、
- 「東京における都市計画道路の整備方針　第四次事業化計画」において、優先整備路線に位置付けられており
- 現在、東京都が、事業化に向け、道路構造の設計・検討を行っています。
整備の具体化に際しては、グランドデザイン構想の趣旨を踏まえ、東京都と協議を行っていきます。
また、事業進捗に応じて、適宜、地域住民の意見を伺う機会を設け、
- 意向を十分に把握して進めるよう求めてまいります。