子どもが減っても、サービスは減らさないで!!~練馬区子ども・子育て支援事業計画の見直し

※2022/9/13、練馬区議会・文教児童青少年委員会のレポートです。

※委員会資料はこちら(後送)

練馬区子ども・子育て支援事業計画の実施状況と中間見直し

「練馬区子ども・子育て支援事業計画」とは……

その名の通り、練馬区の子どもや子育て支援全般について、定めた計画です。

現在は、コチラ↓
「第2期練馬区子ども・子育て支援事業計画(令和2年度~6年度)」
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kodomo/shinshien/keikaku/kokokeikaku2nd.html

この計画を、年度の中間で、見直しを行うことになりました。

★見直しの理由=子どもが減ったから

必ず見直すわけではなく、「計画内容と実態に乖離が生じた場合」に、見直すとしています。

今回は、計画策定時に推定していた子どもの人口が、「下振れ」したことが、原因。

  • 推定:5800人
  • 実際:5100-5200人

0歳児で、600-700人の差が。

※表はコチラ

★サービスは減らさないで!!

子どもの数は減ったからといって、単純に供給量を減らすのではなく、

事業を拡充して対象を広げるなど、サービスを充実させる方向に向かうべき、と考えます。

その方向で見直しを求めました。

  • 練馬区「昨年度、ニーズ調査を実施」
  • 「結果を踏まえて、中間見直し」

…と、単純に人口減だけでは判断しないと、区も答弁しました。

★学童→まだまだ足りていない!

特に学童などは、待機児童がまだまだ多いところ…。

「最終年度(令和6年度)に対する達成率」も、82.9%と、まだまだ不足しています。

直営も減らさず、確保するよう求めました。

★新しい事業も追加して!

今回の中間見直しでは、新規事業の追加はなく、今ある計画の各事業の見直しにとどめる、とのこと。

しかしたとえば、多胎児(双子、三つ子ちゃん)のご家庭などからは、「東京ベビーシッター制度」の導入の要望を多くいただいています。

ぜひ、新しい事業にも取り組んでいただきたい!と、強く求めました。