10/4補正予算~幼保無償化、ブロック塀撤去、防犯カメラ設置など…

2019年度補正予算(追加予算分)のメインは…

  1. 民有ブロック塀撤去
  2. 通学区域の防犯カメラ設置
  3. 幼保無償化対策
  4. 就学援助金前倒し…

それ以外に、高口的に気になるものが…

  1. 乳児用液体ミルク購入費
  2. 農地の創出・再生支援事業費補助金
    →宅地を農地に
  3. 地区区民館のトイレ洋式化改修工事
  4. 受動喫煙防止対策
    →都条例により、分煙室などを設置
  5. 保育所へのベビーセンサー補助
  6. 病児・病後児保育の予約システム導入補助金

合計、約34億円。例年を上回る額となりました。


10/4の補正予算質疑のなかから、気になるポイントをお届けします。

★大泉学園駅北口喫煙所にパーテーション

  • 厚労省では「2段折り返し」を推奨しているが、「1段」のみ

★幼保無償化…幼稚園の預かり保育は自己負担が残る

  • 国が負担すべきとの理由で、区独自の補助は見送る
    *幼稚園の預かりは、保育認定を受けた方のみ

★病児病後児保育、今後の増設は?

  • 8施設64名、23区で3番目
    新設の練馬光が丘病院内には作れない
    外に作れるか?→地域医療機関に運用してもらえるよう検討

★乳幼児の液体ミルク、備蓄は保健相談所!

  • 避難拠点ではないので要注意…
  • 保健相談所が遠い箇所を含め、全10か所
  • 期限は1年→過ぎたものは配布予定

★介護事業所、区内に1042か所

  • 地方では事業者が撤退しているが、区内は増えている
  • 区「倒産という形はないと認識」

★就学前援助費…本当に充分?

  • 生活保護の1.2倍が基準
  • 6-14歳、年収200万円未満の世帯、H25-30で「-1088人、22.4%の減少」
  • 600万円以上の世帯は「+1084人、12.9%の増加」
  • 「経済状況好転、改善傾向」と区の説明
  • 他会派より、「上限が12~39万円引き下げ。生活保護の基準が引き下げられたためでは」と指摘が
  • 「一つの要因」と区も認める

★大泉南小学校を回収し、校舎内に学童クラブ

★無償化対応状況

  • 9/2より3000件申請→処理済
  • 認可外20施設より申請→確認終了
  • 70人で対応

★認可外施設へのベビーセンサー補助

  • 希望する施設を調査し、9575万円予算計上
  • 119施設1500台見込み

★順天堂練馬病院に、地域コジェネレーションシステム

  • ・神井東中学校とつなぎ、病院内の余力があれば、20kwを避難拠点で使える
  • 非常電源と、照明程度…
  • 1億円+工事費→半分を区が補助 。貴重な一般財源をあてる
  • 20kwに照らして、見合う額なのかが課題

★受動喫煙防止条例による改修

  • これまで区の対策は、ポイ捨てと歩きたばこ禁止
    →今後、受動喫煙防止に踏み込む議論をすべきではないか、との指摘

★農地でのソーラーシェアリングは…

  • 売電目的ととられ、認められない

★保育ママの現状は…

  • ベビーセンサー 全58人中、H30→9人導入
  • 今年→17人見込み
  • 充足率 4/1→197名定員中158名、欠員39名、80.2%
  • 10/1→196名中195名、欠員1名、99.5%
  • 月を追うごとに増える

★生活保護者の健診受診率

  • 33%…(低い!)