「おうちで実践! 北欧、オランダ、イギリス、ベルギーに学ぶ しあわせな教育」レポ
3/23「おうちで実践! 北欧、オランダ、イギリス、ベルギーに学ぶ しあわせな教育」!
子育て、教育、福祉……北欧や西欧が進んでいると聞くけれど、どんなところ? 我が子の子育てに、どう活かせるだろう……?
一級建築士で、北欧・西欧の学校視察に関わった石井さんは、自身の子育てで、北欧&西欧スタイルを実践中! 日本や練馬区の教育とも比較しながら、おうちで活かせるヒントを伺いました。
オランダの「イエナプラン」は、学力ではなく自立(自律)を目指すのだと、石井さん。自立とは「心から満たされること」。教師は生徒を一切「教えない」「評価もしない」。するのは支援・助言だけ……。
ついうらやましく思ってしまいますが、オランダや北欧・西欧の教育をうらやんでいても何も変わらない。いかに、自分の家庭で実践するかが重要、と石井さん。暮らしの中で親子で身に付けたい”7つの習慣”を教わりました。
その中の「支援する」とは……親がついやってしまいがちな「結果承認」(クラスで一番だったね。100点取ったね、など)ではなく、「コツコツと一歩一歩前に進んでいるね」といった「経過承認」と、「どんな時もあなたが好き」と伝えるような「存在承認」が大事とのこと。
ほかにも、イギリスでは、0~3歳の小さな子でも、美術館に行くことなど……示唆に富んだお話でした!
イエナプランで子どもが毎日行っているワークのほか、「誰が1番幸せか?」というお題の哲学対話のワークを、子どもたちと高口が挑戦。
迷いなく、「王さまとお金持ちが1番不幸」を選んだ子ども達……すごい!と感動。理由は、「みんなと仲良くしたいのに、権力があると、特別なふうに見られるから」と子どもたち。 「1番幸せ」の中に、「ホームレス」があることにも注目を。自由=幸せと感じているのかな……? 時間がなかったのですが、もっと掘り下げたいポイントでした。
うらやましいことだらけですが、うらやんでばかりいず、今何ができるか、何を変え、何を取り入れられるか、実行していかねば! 気づきの多い勉強会でした。また、このような勉強会を開きたいと思います。
石井さん、ありがとうございました。