区立保育園の民間委託、ほんとにハッピー?!②
高口ようこ広報です。
高口ようこの具体的な政策や考えについてご紹介いたします。今回は、区立保育園の民間委託について思うこと。
そもそも、右肩上がりに儲からないのが福祉事業。保育園は人件費が8割を占めると言われます。民間委託を進めて削られるのは、この人件費。依託費は運用が規制緩和され、人件費を別の経費に当ててもよいことになりました。民間では人件費が3〜4割の「ブラック保育園」がある、というニュースも…。
給与を減らし、雇用を不安定にして、同じ仕事を、同じ責任と思いをもってやれと言われても無理があります。区は委託しても保育の質は保てるといいますが、それは「働く人へのしわよせ」ではないでしょうか。
なにより、公務員保育士たちが長年積み重ねてきた経験やスキルは練馬区の財産!一度手放したら二度と戻ってきません。福祉に携わる人々が安心して働ける環境をつくり、一生懸命働いてくれる人を増やし、守っていくこと。それが、子どもたち、私たちの福祉の向上につながっていくのではないでしょうか。
ご質問やご意見に、区政との窓口を目指す高口本人がお答えします。
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