「第2期練馬区子ども・子育て支援事業計画」194件の意見、採用は3件のみ…/3/10文教児童青少年委員会
3/10文教児童青少年委員会より、レポートです!
「第2期練馬区子ども・子育て支援事業計画」素案からの変更点は?
↓「素案」の内容と論点は、こちらのブログにて
https://koguchiyoko.net/nerima/20191210iinkai_bunkyo/
★194件の意見…反映されたのは、わずか3件
素案で募集したパブリックコメント(パブコメ)で、区民意見等を踏まえて変更した点は……
- 1件のタイトル修正
×「支援が必要な家庭への取組の充実」
→「ひとり親家庭や生活困窮世帯等への自立を応援」に変更 - 新しい児童相談体制の構築について、施策の具体的内容を追加
- ×「障害の程度が中程度までで」
→「おおむね中・軽度の障害があり」に修正
……の、たった3件。
「区民とともに計画をつくる」ということこそ、「協働」ではないのでしょうか……?
★多かった意見は?
194件もの意見の内容を見ると、多かったものは、
- 待機児童
- 子育てスタート応援券
- 多胎児支援について(23件も!おそらく最多です)
- 民間委託、民営化反対
- 保育士の処遇改善、人材確保
- 学童問題
その他、「子どもの権利」の意見など、「ニーズやサービスより、子どものことを」という意見が強かったのも、印象的。
また、PTAや性教育への意見も複数寄せられるなど、意見は多岐にわたっています。
★区民の意見は「重要」というのなら…
区は、区民の意見は「重要」「受け止める」「真摯に受けとめる」と発言。
今月末、(案)が外れるもうひと段階ありますので、しっかりと反映していただきたいと思います。
★パブコメはこちら↓
後日、区のHPにもUPされると思いますが、先にPDFにまとめてUPしておきます。