練馬区「こどもの森」…拡張整備がフクザツな理由
*9/17都市農業・みどり環境等特別委員会の案件「こどもの森拡張用地の暫定整備について」のレポートです。
「こどもの森」……
練馬区羽沢にあるいわゆるプレーパーク型、
プレーリーダーが常駐している公園です。
うちの近くでもあって、とても楽しい公園!
是非よくしていきたいな!と思って
いつも質疑などをしています。
その「こどもの森」の拡張整備が行われます。
拡張整備の経緯は?
今回の拡張整備は、一部の土地の買い取りが出来たので、そこを「暫定開放」する…というものです
本当は一体で公園になる予定なのですが、まだ地権者の方がいらっしゃって、買取できていないところがある。
将来的には一体的に整備し直す予定なのですが、
一部買い取りできたところは、暫定開放…暫定的に開けていきますよ、という内容です
拡張整備の3パターン
①こどもの森の隣の「北側」
今こどもの森の隣で、駐輪場とかになっているところ。
梅林のところは、入り口や柵などをつけて入れるようにします。
② ①の「南側」
①の南側は畑なのですが、この畑はクローズにするとのこと。
ただ、せっかく地権者の方がずっと畑として利用されていたのに、
何年もクローズにしていたら、畑として使えなくなってしまいます。
畑はやはり、きちんと耕していく必要があります。
「管理が問題じゃないですか」
「ぜひそこも開放してほしい」
といったことを、委員会で質疑・要望しました。
③道路を渡った「憩いの森」
それから道路を渡って、今「憩いの森」という部分です。
あそこは今母屋を持っていらっしゃる方の母屋の工事があり、それが終わったら開放する
ということでした。
暫定開放部分は、別の制度
ここからはちょっと複雑なのですが……
買い取りの制度の事情から、今回拡張整備する部分は「こどもの森」ではなく、「憩いの森」という扱いになります。
憩いの森としての暫定開放、ということですね。
そうなると、こどもの森としての遊びやイベント、事業などは、そこではできないことになります。
でも、せっかくの梅林。
梅の実を拾ってジュースにしたり等……活用できたら、あそびがもっともっと広がるのではないでしょうか?
せっかくの拡張整備、拡張した部分でも、こどもの森らしい遊びができる工夫してほしいと、委員会で要望しました。
一体的な整備を
地権者の方もいらっしゃることから、一体的に整備するまで、本格的な整備というのはなかなか難しい状況ですが……
たとえば現在のこどもの森のトイレは1つしかなく、こどもは我慢がなかなかできないので、トイレの増設は喫緊の課題です。
それででも「早く整備してほしい」「今の状況でも、こどもが楽しくあそべるように活用を」といったことを求めました。
↓委員会資料はこちら
まどぐちは、こうぐち!
高口ようこでした。