練馬区のみどり問題①落ち葉②倒木→みどりを守るには…?

*9/17都市農業・みどり環境等特別委員会の案件「落ち葉清掃の試行実施について」のレポートです。

民有の保護樹林の落ち葉を、地域で清掃!

個人が所有していて、練馬区が保護樹林に指定している場所があります。

やはり保護樹林というのは、大切で守らなくてはいけない一方で、

落ち葉によって、近隣から苦情が来たり、清掃するのが大変だったり…という事情があります。

特に住宅街では、みどりを守るためには、その落ち葉の問題というのが課題になっています。

一報、練馬区には、みどりを守る地域の団体がいくつもあります。

今回、練馬区は、その団体に呼びかけをして、

個人の所有の保護樹林を、地域団体に清掃をしてもらう

という事業を、試験的に始めることになりました。

エリアや、今後は?

①中村②関町③立野町

というエリア、3箇所で試行します。

うまくいったら、今後もっと広げていこう…という予定です。

憩いの森との違いは

練馬区には「憩いの森」という制度があります。

そこは練馬区が管理しているので、事業者などが入って清掃などしています。

今回は、個人の保護樹林に関しての試行的な事業です

みどりを中心に、地域の関わりづくりを!

みどりを守っていく上で、そのみどりを中核にして、地域の団体が関わることは、とても重要だと考えています。

子どもたちが関われたら、もっといいと思うのですが……。

民有地のみどりは個人のものですが、「それを皆で守っていこう」という事業は、大変重要だと思っています。

この事業、今後、練馬区内でも広がっていけばいいなと思います。

落ち葉の問題を考えよう

それからやっぱり、みどりを増やしていくうえで

「落ち葉」

というものを、どう考えていくか。

立派な林があれば、落ち葉が必ず出ます。

それをみんなで許容しあっていく、という風土も重要ではないかな、と思っています。

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中学校で、突然の倒木…緊急点検を実施

*9/17都市農業・みどり環境等特別委員会の案件「区立施設における樹木の緊急点検について」のレポートです。

区立中学校で7月頃、倒木がありました。

特に風が強いとか、雨がたくさん降っている、台風があったということではないのに、突然その木が倒れて、隣家を傷つけてしまい、損害賠償が発生した

…ということがありました。

怪我人は幸いなく、きちんと弁償をし、お詫びしたのですが、

これを受けて、

全区立の小・中学校および区立施設の樹木を
緊急点検することになりました。

1次点検の方法と本数は?

まず施設者…館長や学校長が、目視したり、叩いて音を聞いたりなど、

担当課が作ったチェックリストをもとに緊急点検をしました。

それが一次点検です

それで問題があると判断されたものに関して、専門の業者が2次点検を行うことになります。

区立小中学校で847本
区立施設で306本

かなり多くなっています。

伐採後の植え替えは?

2次点検で危険なものは伐採するとのことですが、重要なのは植え替えです。

倒木して伐採した後の植え替えもきちんとしてください

…と委員会で求めたところ、その予算はきちんと見ていくとのことでした。

樹木の管理の難しさ

やはり樹木の管理というのは、難しいなと思います。

今、街路樹の本を読んでいるのですが、適正な剪定や、みどりにとっての良い環境を守っていかないと、木というのは弱っていく、老朽化していく…とありました。

丸裸みたいになっている木が、よく街路樹でありますが、
「ここが邪魔だから」などと言って、
どんどん刈り取りをしていくと、木が弱っていく。

結果、今回のような倒木の危険につながるのだと思います。

今回の倒木も、中が空洞になっていたとのことでした。

 

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まどぐちは、こうぐち!
高口ようこでした。