誇りをもって働ける練馬区に!~「図書館専門員労働組合経過報告会」に参加して

2/12、「練馬区立図書館専門員労働組合経過報告会」に参加しました。

最後の「宣言」に感動…
すべての図書館員が誇りを持って働けるよう、地位向上、待遇改善のために活動する。
専門性に敬意を払わず、働く者をしあわせにしない制度には反対する。

……図書館問題を越え、全ての労働者に響く訴えだと感じました。

図書館専門員は全員が非常勤の1年更新、手取りは約16万。何年働いても昇給しない。全員が女性。

図書館の問題は、非正規雇用を増やし、現場の努力に甘んじる今の日本社会の縮図です。

ひとの生活を、足元で支えるのが自治体のはず。その練馬区が自ら、働く者を踏みつけて、いい地域になるでしょうか?

「練馬区の図書館で働きたい。私達は役に立ってきたし、これからも役に立ちたい」

本への愛情と仕事への誇りをもち、何より、この練馬や住民をこれほど愛し、尽くしてきた。その彼女達をないがしろにした先に、しあわせな地域社会などない。私はそう確信します。

なにより、「声をあげる」ことがこれほど難しい時代。どれほど勇気がいったか、こわかったか……(私も立候補の時、こわさもありました)。

物腰と語り口は柔らかく、でも心から図書館を愛するという芯の強さ。今まで耐え続けてきた事、そして今声をあげ、立ち上がった皆さんを本当に尊敬します。精一杯応援します。