ママはみんな悩み、そして、頑張っている……！

日々頑張るママたちに向けた「なつこ先生の子育て相談会」を、11/19、高口事務所にて開催しました。

なつこ先生は、高口の子が通う幼稚園の、元ベテラン先生！　企画サブタイトルの「子育ては時間ではなく深さです」は、なつこ先生の名言です。

高口は、なつこ先生と出会い、
「こどもはもっと、のびのびしていいんだ！」
「もっと、楽に子育てしていいんだ！」
と、ハッと気づかされ。子育て観を変えて頂きました。

夫ががんになったとき、子ども達をどうしたらいいか、相談したのもなつこ先生でした。

幼稚園ママたちから絶大な信頼を誇るなつこ先生に、ぜひ、今の悩みを聞いてほしい！　下の子もみてほしい！！

そんなママたちで予約はあっという間に埋まり、当日、事務所はぎゅうぎゅうに。

うちの子、このままでいいのかな？
トイレトレーニングは？
どこまで、どんなふうに叱ったらいい？
毎日怒る意味……ある？
きょうだいの関わりは？
平等にしているつもりだけど、毎晩、「上の子の話を聞いてあげればよかった」と反省する……

切実な悩み一つひとつに、真摯に応えてくれる、なつこ先生。

「こどもは親の顔を、ちゃんと見てる。しかるときは、目を離しちゃダメ！　真剣さを伝えて」

「ずっと叱っていると、子どもにとっては”雑音”になる」

「目力で怒る！」

「こどものトラブルがあっても、『いいよいいよ』と言い合えるママ同士の関係を結べると、子育てが楽になる」

「10歳までは、手をかけて」

「子どもには失敗させること！」

「今日できないことは、『どうしたらいいのかな？』って、考えるきっかけになる」

「爆発していい！　ずっといい子にしてなくていい！」

「いいことも、つらいこともある。つらい思いをしないと、やさしさは学べない」

「勉強はいくつになっても、やり直せる。幼稚園の３年間は、取り戻せない」

「砂場あそびに、人生全部が入ってる」

なつこ先生にかかると……今我が子が、ママ自身がぶつかっていることが、実は成長するチャンスであること、今まさに学んで、育っているからこその悩みなんだと、目の前のモヤモヤがさーっと晴れていくから不思議！

ためていた思いが爆発して涙をこぼし、まわりのママたちが「私ならこうする」と、アドバイスをしあう場面も。

最後に、なつこ先生が、ママたちに向けて読み聞かせ。それまで騒がしかった子どもたちまで、シーンと静かに聞き入ります。

「今日、わたしはお皿を洗わなかった」……で始まる詩、『今日』（伊藤比呂美訳）。じーんと、心が震えました。

そうそう、本当に。
ママたちは毎日毎日、「この子のためにすごく大切なことを」「ちゃーんとやっ」ているんです……。

それを、深いまなざしで理解して、寄り添って、支えてくれる、なつこ先生。こういう先生が、ママたちのそばにいることが、とてもとても、大切なことだと思います。

日々ママたちが何に悩み、それを支える環境を、どうやって作っていくか。そのヒントを、頂きました。なつこ先生、ありがとうございました！