子育て世帯の5万円給付はどうなる?クーポンは現金にできる?コロナワクチン3回目接種は?…練馬区議会・補正予算より重要情報!
2021/12/7練馬区議会・補正予算のレポートです。
*練馬区の答弁のまとめです。
子育て世帯の5万円給付(先行給付金)どうなる?
*正式名称「令和3年度子育て世帯等臨時特別支援事業(子育て世帯への臨時特別給付(先行給付金))」と長すぎます…
★詳細は→12/11の区報&HPで!
- コールセンターの問合せでも対応
★練馬区の対象は何人?
- 高校生まで7万人弱
→うち、今回の支給対象は「52000-53000人」の見込み
★中学生まで(公務員以外)=申請”不要”(プッシュ型通知)
- 児童手当の口座に、直接振り込み
- 高校生の姉兄がいる:4200世帯→あわせて振込
- 生活保護受給者→申請不要で振込
- 年内予定
*公務員は別(勤務先から児童手当をもらう仕組み)
*民法上の「贈与」にあたるため、意思確認が必要 1:案内を送付 2:受給拒否期間に拒否がなければ 3:贈与契約成立→支給 …というステップを踏む必要がある *残りの5万円分が現金だった場合も、再度、この確認が必要に
★高校生=申請”必要”
- 抽出し、個別にご案内の準備
- 年度内(調整中)
★新生児=申請”必要”
- これから申請
- 児童手当申請の際に、あわせてご案内する
★対象の抽出が難しい→対応は?
- 明らかに所得がオーバーの方に送ったり、ご案内が必要な方への送付を逃すことがないように…
- 練馬区「100%とはいかないが、できるだけ給付できる方には申請書を届けたい」
- 税務課、情報公開課、情報政策課とも連携
→情報抽出を考える
★2021年1月1日以降に転入した方
- 所得が練馬区ではわからない
- 課税証明書等の添付&申請が必要
*高口注:所得制限をかけたがために、とっても面倒で複雑な制度になったことが、よくわかります…
★DV避難者は?
- 居住地で支給
- 問合せがあれば個別に丁寧に対応
クーポン5万円はどうなる?現金にしないの?
*今回の補正予算にはのっていませんが、今後の話として…
- 国の臨時国会が成立後、示される予定
- 現時点では、国から正式な通知はない、スキームが未定
- 今回の補正予算には計上せず
- 本日(12/7)、練馬区から国に要望
- 地域の実情に応じて、現金給付も選択できるようにすること
- 国が責任をもって、広域的な仕組みを構築すること
→広い単位、都道府県で買い物できることが重要
- 地域の実情に応じて、現金給付も選択できるようにすること
- 現金を選択できる仕組みが「効率的・効果的な執行と考える」(練馬区)
- 練馬区「住民が使いやすい制度を構築したい」
*高口注:練馬区が現金給付を求めたということは、国がOKなら、練馬区では現金を選べる、ということですね!
コロナワクチン3回目接種
★現在の接種・予約状況
- 72名が接種(12/6時点)
- 区の集団接種会場:100名予約
- 1日数十件の問い合わせがある
- 順天堂練馬病院:先週から開始
★ファイザー?モデルナ?
- ワクチンの配分量→8か月後、住民数に応じて国から示される
- 2022年3月までの接種、練馬区分
→ファイザー55%、モデルナ45% - 集団接種→会場ごとにワクチンを決める予定
- 区内病院、診療所→基本的にファイザーで検討
- 希望の種類の予約が埋まっていたら
- 翌月まで待ってもらうか
- 違う種類のワクチンを打ってもらうか
★8か月後なの?6か月後なの?
- 国からは8か月間隔で通知が来ていた
- 昨日(12/6)岸田総理が所信表明で「8か月待たずできる限り前倒し」
- 練馬区「国の方針がしばしば変わり、練馬区は困惑している」
- 前倒しで配分される大前提で、国からのさらなる通知を待ちつつ準備を進める
*高口注「しばしば」のところに、自治体職員の苦労がしのばれる答弁です……
★ワクチンの配分は大丈夫?
- 2月に多くの高齢者が3回目接種の時期を迎える
- 月ごとのワクチンソースを示し、運用いただく予定
★ネット予約は改善された?
- 1、2回目、予約が集中→予約できなかった
- 短時間で予約できるよう、多くの自治体で実績のあるシステムに入替
- (前)1時間で3千人受付処理
→(新)1時間で2万人に
★練馬区内の副反応は?
- 区内の事例、すべては把握していない
- 区の集団接種会場では、長期入院などの事例はない
- 発熱、腕の痛みなどは人によりあった
★接種・非接種で差別がないよう配慮を
- 昨日(12/6)、人権週間にあわせ、お知らせをした
- 練馬区「本人の同意に基づく。差別的言動があってはならない」
★3回目の接種券を送付できない方がいる
- 1・2回目接種時に別の自治体にいて、転入した方
- 誤登録があった方
★VRSを読み込みしていない医療機関があった
- 期間:最大4か月あいた
- 入力していない医療機関があり、先日読み込みを済ませた
- やり方、手続きは区が指導&医師会が協力
- カウントにタイムラグが発生
- 3回目接種には間に合う
酸素・医療ステーション
★スタッフの体制は?
- 医療・看護師→4名体制
- 区職員→各時間2名体制
- 委託運営事業者
- 現在は入所者がいないので、人数を減らして配置
→増えれば戻す
★区職員の人件費は、区の持ち出し…
- 区職員の人件費は、東京都の補助対象外
- 財源確保が重要
★現在受け入れはナシ。何をしている?
- 酸素投与、受け入れ等の訓練
- 変更すべき点のマニュアルを構築
★酸素濃縮器を往診医に貸与
- 12月8日~保健所の依頼を受けた往診医に、酸素濃縮器を貸与する事業を開始
大泉さくら運動公園の人工芝…6年たたずに張り替え。原因は?
10年位はもつところが、6年未満で張替えとなった人工芝。
今回の補正予算で、約7000万円が計上されました。
その理由とは…?
★理由1:金属製スパイク
- 金属製スパイクによって人工芝のはがれがひどく、早急な張替えが必要に
- 昨年、全面禁止にしたが
- さらに徹底する
★利用2:利用者が多いため
- ナイター設備導入
- 令和2年度で2280件利用
- 近隣の清瀬市の1.8倍
★今後の対策①芝の性能があがった
- 芝の耐久性、接着性が向上
- 厚み:1.5倍
- 引き抜きにくさ:1.3倍
- 摩耗性:3倍以上
- 練馬区「耐用年数は長くなると考える」
★今後の対策②メンテナンスをしっかりと
- メンテナンスをしっかり行う
★維持費はいくら?
- 日常的な手入れ:芝起こし、チップなど
- 経費→規模の大きいもので数百万円
★海洋中のマイクロプラスチックの「14%」が人工芝由来。対策は?
- 練馬区「より環境に配慮した製品があれば採用する」
高齢者・障害者施設のPCR検査、抗原検査等
★これまでの利用実績
- 平均:2467人
- 検査率:12.1%
- うち、陽性者:18人
- 陽性率:0.03%
- 重症者はいない
- 10月以降陽性者は発生していない
★変更点
- 11月から、週2回→週1回に変更
- 抗原検査キットの補助を開始
★今後は?
- 1月以降→状況を見て対応
変異株、オミクロン株
- 保健所長「重症度等、評価の段階」
- 「冷静、迅速、的確に対応したい」