よくわかる議案解説Part3!学童&ねりっこクラブ/練馬区議会第二定例会
↓Part1&2に続き、児童文教青少年委員会が担当の、重要議案を解説します!https://koguchiyoko.net/nerima/20190628gian_kaisetsu/
https://koguchiyoko.net/nerima/20190628gian_kaisetsu-2/
第53号 練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例
第54号 練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例
この2つは、同じ主旨の改正です。
↓変更については、この図がわかりやすいです。
①光が丘の4学童クラブを閉鎖
・田柄地区区民館学童クラブ
・光が丘たんぽぽ学童クラブ
・光が丘すずらん学童クラブ
・光が丘ひまわり学童クラブ
②光が丘春の風&秋の陽をねりっこに
・光が丘春の風小ねりっこクラブ
・光が丘秋の陽小ねりっこクラブ
→新設
これまで委託→ねりっこの流れでしたが、いきなりねりっこクラブ化です。
③6校で、委託→ねりっこクラブに
・石神井東小学童クラブ
・大泉第三小学童クラブ
・大泉学園緑小学童クラブ
・練馬小学童クラブ
・仲町小学童クラブ
・八坂小学童クラブ
④5つの学童を、委託に
・練馬第二小学童クラブ
・旭町小学童クラブ
・南が丘小学童クラブ
・開進第四小学童クラブ
・開進第四小第二学童クラブ
*延長保育があるととても助かりますが、実は直営だからやれないのではなく、委託の口実となっています。
先生方は、やれる体制を区に提案しているのに、あれこれ言われて実現しない……という話を聞いたことがあります。
*光が丘つくし学童クラブは、来年度から休室に
これは議案ではありませんが(廃止は条例改正が必要ですが、休室は条例が関わらないため)、光が丘つくし学童クラブは、来年度廃止です。
在籍児童は59名。春の風小学校への前提としています。
★委託、ねりっこ…何が問題?
委託で一番懸念するのは、先生方の給与の問題。しっかり安定した給与があってこそ、働き続けられ、スキルを磨き、よりよい学童につながります。
学童支援員の給与・待遇をみると、委託はどうしても、手放しに喜べません。
ねりっこクラブも、喜ぶ声がたくさんあることも理解する一方、大人数の受け入れ、支援員の目が届かなくなる、多忙化など、保育の質について、やはりきちんと考えなくてはいけない点が多数あります。
子どもの最善の利益とは、学童の質、保育の質とは……。
こどもの思いは、必ずしも、大人の事情とは一致しないのではないか……。
そんな問題意識から、討論を行いました。
↓ぜひこちらもあわせてお読みいただき、一緒に、こどもたちのよりよい環境を、考えていければ幸いです。