子どもの事故予防議員連盟にて、子育てに優しい賃貸マンション「ネウボーノ菊川」を視察

子どもの事故予防議員連盟にて、子育てに優しい賃貸マンション「ネウボーノ菊川」を視察させて頂きました。

「すみだ良質な集合住宅認定制度」
「東京こどもすくすく住宅認定制度(旧東京都子育て支援住宅認定制度)」

→墨田区と東京都の両方の認定をとっているマンションです!

⭐️事故予防の対策に、本気!!

よく起こる子どもの事故…
それを防ぐ対策が、部屋の至るところに。

✨窓や扉に、指はさみ防止やストッパー
✨コンセントにカバー
などのほか…

特にこわい、バルコニーからの転落は、
✨バルコニーを広くとり、
室外機に乗っても手すりに届かなくしたり、
✨転落防止のパネルを設置したり。

⭐️乳幼児の子育てにうれしい設備

複数の部屋が見渡せる位置にキッチン、
ベビーカー等を収納できるトランクスペース、
トイトレもしやすい広めのトイレやお風呂…

共用部も、ベビーカーがすれ違える広さの廊下、
平置きの自転車置き場など、
ゆったり仕様。

「6歳までの乳幼児世帯」
に振り切って特化しており、
その頃に欲しい設備が満載!

⭐️コスト増、でも…

その分、建築コストは1割程高かったそう。

家賃も、近隣相場より1割程高めですが、
入居率は100%が続いているそうです。
近々、2棟目の「ネウボーノ菊川II」が完成予定。

建築コストについては、たとえば、
指はさみを防止するネットだけでも、1万円!

こういう所に、行政の補助制度が、つけばいいと思うのですが…(既存の住宅の改修でも)

⭐️行政の支援は?

墨田区の住宅認定制度は、すみだ区独自のもの。
https://www.city.sumida.lg.jp/kurashi/zyuutaku/ryositu_syugojyutaku/index.html

東京都とは別の認定基準があり、
合致すれば認定されます。
件数を見ると、なかなか増えていないのが実情なのかな、と感じます。

⭐️子育て支援つきのすごさ!

ネウボーノ菊川の最もすごいところは、
あと2部屋作れるほどの広さを使い、
子育て支援サービスをつけたところ。

✨365日オープンのキッズスペース
→キッチンつきで、ママパパ会も開ける!

✨砂場や畑のあるおそとスペース
→夏にはプールも!

✨そして…管理人が保育士さん!
キッズスペースに週6日常駐。
気軽に子育ての相談ができるだけでなく、
ママ友つくり、仲間つくりのきっかけをつくるコーディネーターのような役割も(←重要!!)

ソフト面のサポートに、これでもかと力を入れています。

キッズスペースがあるマンションは時折あるようですが、保育士さんまでつけるところはなかなかないのでは?

⭐️出生率も⤴︎

「こういう所なら、二人目、3人目、考えられるよね」
と感じました。

実際、東京都平均より出生率が上回っているとのこと。

※1.46
→東京都1.12(2020年)

⭐️こだわりの運営

運営をする株式会社萬富さんは、
創業は江戸時代!!の1845年。
もとは材木屋でした。

6代目社長が子育て世代で、
今回のコンセプトにつながりました。

「この制度を規格化して、全国に広げたい」
との熱い思いも!


住宅と子育て支援のあり方とは。

「事故の起きない住宅」のために、行うべき支援とは…

大変参考になる視察、
ご対応くださった皆様、ありがとうございました。

※写真はコチラ

https://www.instagram.com/p/Cz8NIzMr1Qf/


※参考:高口ブログ「よりよい産後ケアとは…世田谷区立産後ケアセンターを視察させて頂きました」