【練馬区議会・みどり・環境等特別委員会視察レポート2】熊本市「くまもと花博2023」花と緑の取組みとは

11月14日、練馬区議会「みどり・環境等特別委員会」の視察。

熊本市にて、
「緑の総合的・戦略的な取り組み」
をテーマに、
「くまもと花博2023」等を視察させて頂きました。


【熊本市役所の取組み】

「森の都推進部」を設置するなど、
みどりへの本気が伺える熊本市さん!

夏目漱石が「熊本は森の都」と評したことが由来ですが、
どう「森の都」を復活させるかが課題、とのこと。

以下、高口が注目したポイントをお伝えします。

⬇️

⭐️「学校の森」再生事業

・樹木の過密化・大径木化の課題を抱える歴史ある学校から、新しい学校へ移植

→子ども達の緑に関する学びを深めることに、つなげるそう

⭐️街路樹・公園で、3か年かけ、樹形・樹冠を整える

・森の都に相応しい並木づくり
・そのための複数年契約等の導入

→樹形、樹冠まで踏み込んでいるところがすごい!

⭐️公共施設の樹木剪定ガイドライン

→練馬区でも策定したので、比べてみたいところ!

⭐️NEO GREEN PROJECT

→と題し、様々な事業を展開。

①くまもと花博、オープンガーデン
・目的: 花やみどりとふれあうきっかけ
・花緑が「日常」になる新習慣をめざす

②スポンサー花壇、パートナー花壇
・目的: 協働と参画
・小学生、中学生が受け持ちの花壇を受け継ぐ等

③花と緑のまちづくり→地域花壇活動
・モデル地区には子どもたちを入れる決まり
→高齢化の課題解決も兼ねている

④未来の担い手育成
→緑の講習会、マイスター認定

【くまもと花博2023】

広範囲で開催中。
今回は、市役所からの徒歩圏内を案内頂きました。

■下通り(しもとおり)
・12メートルくらい、広々!
・元は道路→アーケードにした
・みどりのワークショップなどもここでやるそう

■ベンチとセットの花壇
・商店街とコラボ
・分解でき、配置も自在

■新市街
・7万本の切り花で花のトンネル
・使った花は配布

■7000ポットの花壇、熊本産
・その後学校へ

■パートナー花壇
「枯れ姿も風景」
として、あえて残しているそう

■道路をとめる社会実験中(数ヶ月)
・ベンチ、テーブルなど置いて

【議会のオンライン化も!】

議会改革についても伺うことができました。

①熊本地震で議員との連絡がしづらかったことから、
全議員にタブレットを配備!

②LINEワークスの導入

③✨委員会のYouTube放映✨

④オンライン委員会

⑤手話通訳放映

→YouTube配信は無料でできること。
練馬区も早く進めるべきですね!!

熊本市さん、お忙しいなかご対応ありがとうございました。

 

※他の写真はコチラ↓

https://go2senkyo.com/seijika/166988/posts/807301


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