脱炭素&エコな自転車、もっと推進を!「第3次練馬区自転車利用総合計画 (案)」

※2022/3/10練馬区議会・都市整備委員会のレポートです。

「第3次練馬区自転車利用総合計画 (案)」

12月の委員会で(素案)が発表され、パブコメを受け、(案)になったものが出てきました。

※委員会資料はコチラ

★意見が少ない…

残念ながら、意見総数は6件。10名からと、寂しい数字に……。

もっとたくさんの意見が集まるように、工夫すべきではなかったかな、と思います。

★素案からの変更点

主な変更点ですが

  • 安全・安心対策:「警察との連携強化」を明記
  • 駐車場:駅周辺の時間利用の空き状況→指定管理者のHPで検索できる
    →サービス改善を明記
  • 駐輪場の需要:算出方法を明記
  • シェアサイクル:実証実験の結果について掲載

……といったところです。

自転車先進都市をめざして!

(素案)の解説ブログにて、解説しました。

他計画もそうなのですが、(素案)からの大きな変更は、ほとんどありません……
ですので、詳細はそちらを見て頂けたらなと思います。

★自転車問題の改善を

  • 自転車道への路上駐車の改善
  • 自転車マナーの改善

といった声を頂いており、その改善を求めました。

★コロナ後の見直しが重要!

今回の(案)で、「コロナによって、自転車需要等の見通しが困難」といったことが加えられました。

PDCAサイクルも、具体的な数値目標がないまま。

中間見直しを「令和7年度調査→令和8年度検証」と予定していますが、それ以外でも、コロナが落ち着いた後の動向を改めて検討し、計画を見直すことが必要です。

その点質疑したところ、

  • 練馬区「社会状況、自転車技術の進歩など→毎年PDCAの状況を踏まえ、評価を施策に反映」
  • 「コロナの変化が大きく見えた段階で、早めに見直しを検討」

と、前向きな答弁を頂きました。

★環境にやさしく、エコ→もっとアピールを!

練馬区が先日、ゼロカーボンシティを宣言しました。

長い目でみれば、車を減らし、自転車や公共交通機関に移行する・せざるを得なくなる時代がやってきます。

その意味でも、非常に重要な計画
そして、自転車はとても重要なツールです。

  • エコ
  • 環境にやさしい
  • CO2ゼロ、脱炭素社会にピッタリ
  • 気候変動、気候危機対策にも必要

……といった自転車のメリットを、強調してほしい!

と質疑したところ……

  • 練馬区「環境にやさしい、第三の交通手段」
  • 「推進」する

との答弁でした!


最後に、高口より、

  • これから策定する「環境基本計画」等とも関連させつつ、気候変動、気候危機対策としても自転車をとらえ
  • 練馬区が自転車先進都市となるように、推進して頂きたい

と、求めました!