いじめ対応アプリ…”対応”するのは、やっぱり、人!/6/24文教児童青少年委員会
6/24文教児童青少年委員会の案件です。
いじめ対応アプリ、運用開始…
2019/2/6の委員会で報告された、「いじめ対応アプリ」。
その運用が開始するとのことです。
★内容は…
…資料を見ると、結局対応するのは、最後は「ひと=先生」ということがわかります。
★年間8件を、どう考えるか……
私が2月時点で調べたとき、同じようなアプリの導入によって、通報が急増したというニュースを見ました。
通報の急増により、先生方の支援が必要ではないか?……という点を質問したところ、
区「先行自治体の同アプリでは、年間8件」
これは、通報の件数ではなく、いじめと認定されて動いた件数。特に小さな自治体でもないとのこと。
1件でも重大ですし、多ければいいわけでも、もちろんありません。
★一方通行、返信はできない
一方で、いじめと認定されない件数がかなりあるだろうことを考えると、一つひとつの通報にどう対応するかが、重要ではないでしょうか。
つらい、さびしい、気になる、など……。何かレスポンスが必要な子どもの声があるのではないか?と考えます。
しかしこのアプリは、一方通行。通報した子どもに、連絡をとることはできません。
LINEのように、やりとりのできるコミュニケーションアプリや、そもそもの対面で相談しやすい体制づくりにどう変えていくかなど、考えさせられる案件です。