【2024/2/16 区民生活委員会】①ねりま協働ラボ ②新しい練馬区登録文化財にワクワク! ③第37回照姫まつりで話題になったこととは…?

2024年2月15日、練馬区議会・区民生活委員会のレポートです。

  • ねりま協働ラボ
    →地域おこしプロジェクトから移行!
  • 練馬区登録文化財
    →武蔵大学から、縄文土器の登録が!
  • 第37回照姫まつり
    →ある政治活動が話題に…!?

 

【1】ねりま協働ラボ

練馬区が「協働」の要に掲げてきた「地域おこしプロジェクト」が、2024年度で終了。

それを引き継ぐかたちで、「ねりま協働ラボ」を始めるとのこと。

 

高口も、「地域おこしプロジェクト」は注目・期待してきた事業。
新しい「協働ラボ」にも期待をするのですが……。

変更の理由について

  • 職員がしっかり入る→1事業にし、「持続可能なものにしたい」
  • コラボチャレンジ→「団体同士の取組を広げたい」

職員は現状と変わらずとのことですが、高口としては、団体が増える分、職員数を増やす等の対応が必要と考えます。

①応募しやすい!

変更点の一つが、「アイディアのみ」でエントリーできること。
煩雑な書類などが不要となり、応募しやすくなりました。

ぜひ、新しいアイディア、どしどしお寄せ頂きたいなと思います!

②町会・自治会枠ができた

「未来創造チャレンジ」は、「地域おこしプロジェクト」の内容をほぼ引継ぎつつ、採択枠を当初の3から、1に減少(補助金額100万円×最大3年)。

そのかわりに、新たに創設する「コラボチャレンジ」は、補助金額が30万円と小さいながら、5事業に拡大。

そのうちの2事業は、「町会・自治会の活性化」の枠を想定しています。

コラボチャレンジの効果は「地域団体の目的、不足を補い助け合える」とのこと。たとえば、「外国人向け日本語教室+居場所」等を例にあげていました。

★区がマッチングすることでうまくいく!

コラボチャレンジの応募は、これからこういうことがしたい、ではなく、団体同士で合意して応募する前提。

ただ、地域の若い方、新しい方々で、やりたいことや思いがあっても、いきなり町会に入って活動できるかわかりません……。そういう時、区が間に入ってマッチングすることで、うまく関係をつなぐことができる、と高口は考えています。

町会・自治会はとても大切なことを様々やって頂いていますが、現役世代は忙しく、同じことをそのまま引き継げるわけではないため、
「同じことをそのままやってもらおう」ではなく
「新しいことを自由にやってもらって」という広い心を持って頂くことが重要。

それを、区からも発信いただくことがカギだと考えています。
その点を、質疑でも求めました。

 

【2】文化財

区民生活委員会は、美術館問題で、ヒリヒリすることが多いのですが……

久しぶり(?)に、ワクワクする案件です!

なんと、新しい登録文化財。

学校法人武蔵学園…つまり武蔵高校さんの敷地で、昭和11年に出土していた縄文土器33点。

学園のほうで保存されていたのですが、2021年度、ご親族から新たな資料が見つかって明らかになり、このたび、練馬区の登録文化財に登録いただくことになりました!!

【参考】練馬区プレスリリース

あのあたり、川はそれほど近い場所でもないかと思うのですが、縄文時代から人が住んでいたかと思うと、ワクワクワクワクワクワクしますね……!

3月下旬~5月中頃まで、石神井公園ふるさと文化館で展示されるそう。
そのあとまた所有者にお返しするそうなので、
ぜひこの機会にご覧ください!

私も観に行きます!!

 

【3】第37回照姫まつり

2024年4月21日(日)10時~15:30

注目された話題は……”政治活動”

(実は前回も出た話なのですが)
「政治活動」について。

例年、石神井公園の入り口付近で、チラシを配ったり、ポスター等を掲示する特定の方がいらっしゃいますが……(皆さん思い浮かぶ方かもしれませんが……)

別の委員より、区の対応について質疑があり

  • 民間警備会社→160名程度
  • 公園内→都立公園の規定のルール
  • 管理職→見受けたら声がけする
  • 公園を出たら、しかるべき対応、警察が対応

との区の答弁が。

続いて高口の質疑だったので、気になった点

Q:警察を呼んでいいのか?

を確認したところ、

  • 区「スタッフ等に声がけ」いただき
  • 「対応できなかったら本部に声があがる」
  • 「警察と協議する」
  • まずは「職員に声がけを」
  • 「公園内なら我々が」、外なら「しかるべきところに声がけする」

との答弁。

政治家の品位が問われる

高口としても、
「警察を呼ぶのはお祭りの雰囲気としてよくないので、本人が遠慮してくれたらいいのですが…
もし気になることがあれば、「まずは声がけします」
と答えました。

また、せっかくの照姫まつり

「石神井城址、城の跡も、足を運んで見て頂き、
練馬の歴史を知って頂く機会にしてほしい」

と要望しました。

イベントは、自分の宣伝のための場ではありません。
いらした方にとって気持ちのよいお祭りになるよう、政治家こそ襟を正さなければなりませんね…!