区政報告

2023年10月20日 / 最終更新日 : 2023年10月20日高口ようこ区政報告

【練馬区議会・区民生活委員会視察レポート①】福岡県福岡市FUKUOKA GROWTH NEXT（fgn）

【練馬区議会・区民生活委員会視察レポート①】福岡県福岡市FUKUOKA GROWTH NEXT（fgn）。

2023/10/18-19、福岡県に視察に来ています。

学んだこと、しっかりレポートしていきます。
&質疑にも活かしていきます！

まずは、最初のレポートです。

2017年に、大名小学校跡地にできた
官民協働型スタートアップ支援施設です。

①創業を支援する「スタートアップカフェ」

②265社が利用中のコワーキングスペース

③労働相談センター（厚労省）

④海外展開、海外からの進出を支える「グローバルスタートアップセンター」

…等のほか、イベントスペースやカフェ、会議室など、様々な機能をもった施設です。

1873年！に開校した、市内最古の小学校。
当時から鉄筋コンクリートとのこと！
頑丈かつ歴史あふれる内観もとても素敵。

「職員室」などの看板もあり、
学校をそのまま活かした設計になっています。

（小学校を廃校というのは、残念な気持ちがしますが、児童数の減少が理由とのこと。
調べたら、公式サイトではありませんが、2013年で56人という情報が出てきたので、練馬区の状況とは異なりますね）

30代の若き市長が誕生し、
就任後すぐに、アメリカ・シアトルを視察。
スタバやAmazonなどを生み出した
シアトルとの共通点から、
ヒントを得たそうです。

現在も40代の若さ！
若いリーダー、羨ましいですね…！！！

専門家が常駐し、企業、創業の無料で相談が受けられます。

・1ヶ月先まで予約が埋まっている！
・当日枠も、すぐいっぱいに
→と、大人気！

相談者は、中学生から90歳！
という幅広さがポイント。

指定管理や委託ではなく、
委員会方式。

民間事業者と福岡市が連携し、
負担金を出し、賃料やスポンサー収入から
成り立っています。

入居は2年で「卒業」（学校だけに）。

卒業してから、スポンサーとして戻ってくる
循環もできつつあり&めざしているそう。

・学生向けの一日インターンシップイベント
・資金調達ニーズを受け始まった、ピッチイベント
・スポンサーとの協業
・ここでの実証実験から、シェアリングエコノミーとして広がるケース
・コミュニティ形成支援

…など。

さすが163万人を抱える政令市！

もともと、東京の支店をおく
「支店経済」からの脱却も、視野にありました。

実際には、ここで事業を軌道にのせ、
東京に進出するケースもあり。
自治体としては、せっかく支援した企業であれば
地元で頑張ってほしいだろうなと思います。

だからこそ、
地元愛、福岡愛、九州愛が、
重要なのですね。

同じように、
練馬愛❤️
が、地域経済の要なのかもしれない…
と思いました。

ご対応くださった皆様、
ありがとうございました。

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