2023年度ねりっこクラブ(学童)委託事業者が決定…中村小のみ変更の理由は
※2022/10/11、練馬区議会・文教児童青少年委員会のレポートです。
令和5年度ねりっこクラブを委託する13事業者
新規校(4校)
- 南町小ねりっこクラブ ※
- NPO法人保育サービスぽてと
- 元の学童:厚生文化会館→存続
- 練馬第三小ねりっこクラブ ※
- ライフサポート株式会社
- 練馬区初
- 港区、中野区で一体型学童を委託、他多くの学童を委託
- 元の学童:貫井地区区民館→存続
- 上石神井北小ねりっこクラブ ※
- 株式会社東急キッズベースキャンプ
- 公邸内保育施設の跡を利用
- 元の学童:児童館→そのまま
- 区内では他に:光が丘春の風小、南が丘小…等を委託
- 関町北小ねりっこクラブ
- 株式会社セリオ
- 区内では他に:開四小を委託
- 元の学童:地区区民館→廃止、校内学童→ねりっこの部屋の一つに
※1-3は、いきなりねりっこ。
直営→委託を経ず、直営→ねりっこになる形が、多勢になっています……。
※準備期間
・校内に学童のない学校:12/1~(4か月)
・校内に学童のある学校:1/4~(3か月)
既存校(9校)
★事業者変更(1校)※
- 中村小ねりっこクラブ
- ライクキッズ株式会社
★事業者変更なし=継続(8校)
- 向山小ねりっこクラブ
- 中村西小ねりっこクラブ
- 富士見台小ねりっこクラブ
- 社会福祉法人ぐらんま
- 開進第三小ねりっこクラブ
- 株式会社パソナフォスター
- 石神井台小ねりっこクラブ
- 大泉第六小ねりっこクラブ
- NPO法人ワーカーズコープ
- 仲町小ねりっこクラブ
- 公益財団法人児童育成協会
- 練馬東小ねりっこクラブ
- 株式会社ポピンズエデュケア
※変更した学童の経緯
練馬区内で現在8つの学童を委託している「社会福祉法人ぐらんま」が、来年度1つ委託をとりやめることになりました。
本部の運営に指導検査が入り、「特別監査」の対象となったことが原因。
現場はしっかり保育をしていたものの、本部からは「広げすぎた」「しっかり立て直してから、もう少し受託するか希望出したい」との意向があった、とのこと。
「影響がない学校を一つ減らした」
という練馬区の説明もあったのですが……
「影響がない学校」というのは、学童の先生がガラリと変わることになる中村小ねりっこクラブの子どもたちにとっては、酷な言い方ではないでしょうか?
一つの法人がたくさん委託をする問題を、考えてしまいます……。
今後は……
高口としては、直営学童もしっかり残すべき!と考えます。
そのうえで、来年度、ねりっこクラブは52校に。
残り13校という状況。
「早期」に全校で実施というものの、いつなのか?を問うと……
- 練馬区「そう遠くないところで、努力」
- 「令和1ケタのうちに実現したい」
……との答弁。
あと5年間。
小竹小学校のように、学童の問題も、校舎改築さえ、取り残されている学校もあります。
練馬区が責任をもって、対応すべきです!