防災フェスタ&震災総合訓練→よりよい防災に向けて質疑!
※2022/8/24、練馬区議会「総合・災害対策等特別委員会」のレポートです。
防災に関する2つの報告がありました。
9/4「防災フェスタ」@大泉第二中学校
今年で9回目(2020、2021年はコロナで休止)。
はしご車、起震車、ポンプ車にパトカー…
子どもたちにも人気の車両が見られたり、様々な防災体験ができるイベントです。
↓詳細はコチラ
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/oshirase/bousaifes.html
★会場は中学校!その理由は?
毎年、会場は、中学校が選ばれます。
消防署の管轄で、練馬・石神井・光が丘→順番に回ります。
今年は石神井消防署の番。
そのなかで、駅が近く、校庭の広い学校……ということで、
今年は大泉第二中学校、大二中に。
学校でやる理由には、そこが避難拠点だ、という周知も兼ねています。
★避難拠点を守ろう!
一方で、大二中には、学校を4つに細断する道路計画が問題になっています……
道路で分断されれば、同じようなことはできなくなるのでは、と思います。
せっかく防災フェスタがやれるほど、広い校庭なのに……。
このままの環境、避難拠点としても守られるように!
と、委員会で要望しました。
震災総合訓練
練馬区が毎年行っている、「震災総合訓練」。
※参考:https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/jishinsonae/bosaikunren/index.html
一般の方に参加頂く訓練ではなく、区や学校の職員が行うもの。
※避難拠点要員(区職員・学校職員)、避難拠点交替要員(区職員)、危機管理室職員
※避難拠点運営連絡会は任意参加
★基本訓練+選択訓練
基本訓練(看板の設置、開設連絡、検温場所の設置)に加えて、
選択訓練があります。
- 授乳室・おむつ交換場所の確保・設置
- 女性専用物干し場所の確保・設置
- ペット避難スペースの確保・設置
- 席・熱症状者専用避難スペースの確保・設置(感染症対策)
- ゴミ集積所の設置場所の確認
- 応急給水栓の設置場所の確認
- 学校防災井戸の操作訓練
- マンホールトイレ設置訓練
- 資器材の操作訓練
→このうち、①1-5、②6-9の2グループに分け、①をやったら来年は②と、2か年ですべてやる内容となっています。
★各避難拠点の状況がわかる周知を!
最近、高口がよく頂くご意見が、「ペット同行で避難をしたい」というもの。
練馬区では、災害時にはペットとの同行避難を行うこととしています。
↓練馬区災害時ペット対策に関する基本的考え方
https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/eisei/seikatsueisei/pet/kihon-kangae.html
↓災害時のペット対策について
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/jishinsonae/hinankyoten.html
↓「同行避難ペット受入れの手引き」(平成26年4月)https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/jishinsonae/hinankyoten.files/PETtebiki.pdf
一方で、実際の運用は、避難拠点による部分があります(広さや部屋の数等が異なるので)。
自分の最寄りの避難拠点が、
- どういう訓練をしているか
- どんな備蓄があるか
- ペット避難はどこでどのように行われるのか
- 女性専用の物干し置き場や子育て世帯への配慮は、どんなふうに行われるのか
……など、気になる部分を含め、それぞれの避難拠点の情報をHP等へUP
→住民の方がチェックすることで、安心感や、避難拠点への関心にもつながるのではないでしょうか。
以上を、委員会で求めました。
練馬区からは
- 「各拠点の見取り図などはHPに載せていない」
- 「各拠点の情報→避難拠点運営連絡会や町会に働きかけ、周知広報に努める」
との答弁を引き出しました。
今後も、よりよい防災のあり方を、議会で追求していきたいと思います!
まどぐちは、こうぐち!
高口ようこでした