練馬区議会補正予算…コロナ自宅療養者への支援の経費は?

9月の練馬区議会は、
1年の中では、大きな補正予算が乗る
タイミングでもあります。

今回の補正予算の中で
注目のポイントをお届けします。

1)自宅療養者への支援

何と言ってもまずは、
新型コロナの自宅療養者への対応です。

・パルスオキシメーター購入費
・酸素濃縮装置配送等委託料
・自宅療養者往診対応業務等委託料

等の経費が計上されています。

簡単にいうと、訪問医や薬剤師さんなどに
自宅療養者への対応をお願いするための費用です。

自宅療養者への対応、支援が急がれます。

一方で、入院すべき人が入院できるようにする体制づくりも急務です。

残念ながら、今回の補正予算で、
コロナ患者を受け入れている病院への支援はあるのですが、
「入院できない人が、できるようにしよう」
という観点での新たな施策は見られません。

入院が困難な現状を改善する施策が、必要ではないでしょうか。

2)コロナワクチン

コロナワクチンに関しては、

今やっている集団接種会場が
9月末で期限という予定でしたので、
2月末まで伸ばせるように予算を増加する

…等の経費が計上されています。

3)パソコン教室を普通教室へ

「教育ネットワーク経費」の項目では、
学校のパソコン教室を
普通教室に転用するための
費用ものっています。

これは、タブレットが配布されたので、
パソコン教室を使わなくなる。
さらに35人の少人数学級が
今後開始されるので、
それに合わせて教室が足りなくなるので、
パソコン教室を使っていこう
…という理由です。

他、保育園のICT化への
経費などものっています。

9月22日が補正予算の質疑!

この補正予算で十分なのかどうか、
やるべきことをやっているかどうか、
あるいは
この費用はどうなんだ?

といった観点で、
今後、9月22日に
補正予算の質疑が行われます。

またご報告いたします。


まどぐちは、こうぐち!
高口ようこでした。