元光が丘七小、改修工事…PCR検査センターは6月で終了へ/練馬区議会レポ6/11

6/11練馬区議会・保健福祉委員会レポートです。

光が丘第七小学校跡施設の改修工事の実施

光が丘七小跡地の改修工事が7月から始まります。

福祉施設の大規模改修にあたり、工事中の仮の施設として使用するためのバリアフリー化が、主な内容です。

★工事概要

  • 練馬区公共施設等総合管理計画[実施計画](令和2年度~令和5年度)に基づき
  • 障害者福祉施設の改修時に使う「一時移転施設」とするための改修工事
  • 2020年7月~2021年2月
  • 予算:3億6千万円(防災倉庫等含)

★工事個所

  • 校舎(1階)、体育館の内装改修
  • 車いす対応トイレの設置等
  • 玄関出入口のスロープ設置等の外構工事

★今後のスケジュール

  • 「当面」は障害者施設として活用
  • 区答弁「10年程度と考えている」
  • 2021年度:北町福祉作業所の改修時に使用
  • 2022年度以降:改修時期を迎える福祉園、福祉作業所、心身障害者福祉センターで活用予定

★PCR検査センターはどうする?

一方ここは、6月いっぱい、PCR検査センターが置かれている場所でもあります。今後検査が必要になった際どうするのか、検査体制の充実をどこでやるのかが焦点。その点、質疑しました。

  • 区答弁「7月以降の体制~唾液検査が可能に」
  • 「第2・3波→身近な場所が望ましい」
  • 区内の診療所で、7月から「進められるよう、医師会と協議している」
  • PCR検査センターを、七小に「戻すつもりはない」
  • 一つのところより、「区内に10,20か所あったほうがいい」

…といいながら、1週間後の6/17の補正予算質疑でも、7月からの検査がどこでどのくらい行われるのか、明確な回答はナシ。

診療所の状況を考えれば、感染疑い患者のPCR検査を受け入れることは容易ではありません。

検査体制の充実がこれからますます求められるなか、本当に大丈夫なのか……? もちろん、一時移転施設も重要ですが、感染拡大状況によっては、検査体制が不足することも予想されます。

一度工事を始めれば、延期や中断などは困難ですが……
難しい判断が迫られる状況が続きます。