「保健福祉サービス苦情調整委員」を知っていますか?

6/11練馬区議会・保健福祉委員会レポートです。

★「苦情調整委員」とは?

設置の目的
  • 区やサービス提供事業者が実施する保健福祉サービスに関する
  • 区民の苦情や相談などについて対応する第三者機関
  • サービス利用者の利益を保護し、権利を擁護することを目的として設置
職務・権限
  • 苦情の調査
  • 勧告・制度改善の意見表明
  • 勧告等に従わない事業者名を、区長または教育委員会に報告することもできる
  • 必要と判断した場合、独自に調査を行うことができる。
受付
  • 苦情申立て→原則、苦情調整委員が区民から受け付け
  • 申立てに至らない苦情や相談→専門相談員が随時受け付け
受付時間
  • 月~金曜日
  • 午前8: 30~午後5時 15 分まで
構成(令和元年度)
  1. 委員
    弁護士 1名、福祉行政経験者 2名 計3名(任期2年、再任可)
  2. 専門相談員(非常勤職員)
    2名(任期1年、再任可)

★令和元年度の活動

  • 令和元年度の受付総数
  • 201 件(苦情 155 件、相談 46 件)
  • うち 14 件が申立て

資料→練馬区議会資料(PDF)

★利用してください!

分野は、介護、高齢者、障害者総合支援法、障害者、生活児童…と、多岐にわたります。

あまり知られていない制度でもありますが、申立書の報告を見ると、丁寧かつ中立的に判断していると感じます。

保健福祉サービスについて何かありましたら、ぜひこの制度も、利用してみてください。