コロナ対策…補正予算には間に合わず…休業補償は?/3/3補正予算質疑

3/3、補正予算の質疑です!

★コロナウイルス対応関連

★学校休校による、職員の対応・保証は?

  • 用務委託
    • 通常勤務。夏季休業期間同様
  • 調理
    • 夏季休業中に行う器具などの清掃点検を求めている
    • まとまった休校→通常の春休みでは手が回らない清掃、念入りな実施を求めている
    • 費用→契約どおり(と事業者にも伝えている)
    • 各社、適切な給与がなされると考えている
    • 各事業者の判断
    • 人員配置は、事情・意向を第一に、適切な対応を行うよう、事業者に促す
  • 学校生活支援員
    • 修了式、卒業式→登校日=出勤日
    • 自宅勤務認める
    • 年休推奨
  • スクールサポートスタッフ
    • 通常勤務。自宅勤務可
  • ALT
    • 業者が入るもの=事業者と調整中

★配慮のいる児童への対応

  • 昨日高口が質疑した、虐待、貧困など、心配な子どもへの具体的対応について…
  • これまでも夏季休暇で、子家センと連携し、地域の見守り支援を行っている
  • 今回は、夏休み同様の支援
  • 変わったことがあれば、すぐに連絡
  • 訪問し、必要があればショートステイなどすすめる
  • 児童委員→必要があれば、週1回のところ、週数回の頻回訪問

★財源措置として求めているもの

    1. コールセンター設置、相談対応、予防措置など
    2. 学校対応にかかる経費
    3. 施設、イベント中止による指定管理者の損失補填
    4. それ以外、調査中

★補正予算には間に合わず…

  • 区「予備費活用、予算流用し、確保」
  • 他は、国の動向などを見極め、「整理した段階でお示しする」

★学童、人材不足は?

  • 区「人材確保に向け、全力を尽くしていただいた」
  • 「必要経費は区が負担」
  • 全区立、区の補助を出している学童ともに「今のところ開設できないの声はない」

★児童館

  • 昼食→ランドセル来館(学童待機児童)に限る
  • 一般来館→昼食場所、提供せず
  • 遊ぶ内容→一時に集まることがないよう、こまめに換気を

★介護施設のマスク不足

  • 介護施設、マスクの在庫を調査
  • 特養、有料老人ホームなど→ある程度在庫あり
  • 小規模居宅介護、グループホーム、ショートステイ→不足
  • 2/25、58施設に、1カ月相当のマスク(21200枚)を配布

*区のマスクの備蓄:通常、集中備蓄倉庫に、30万枚
→現在はそれを配布などし、出せるわけではない状況

★介護施設の対応

  • 国の通知で面接を制限
    • 職員は出勤前に体温を計測
    • 物品の受渡し(宅配)は玄関で
    • 施設内に入るときは検温
    • 経路遮断
  • ↑この国の通知+「しっかり読むように」と申し添えの通知
  • 区「リスクはある程度軽減できていると考えている」

★清掃事務所は?

  • 健康管理を確認したうえで、通常通りの清掃作業

★副区長宣言…有言実行を!

  • 副区長
  • 「全庁をあげ、迅速、的確に」
  • 「区にできる最大の対応」

コロナ以外の質疑も注目を!

★プレミアム商品券、完全に失敗…

  • 昨年10月に販売
  • 発行総額→23区中2位(人口が多いですからね…)
  • 販売額→23区中1位(人口が多いですから…)
  • 区「一定の効果」というものの……
  • 1月末で10億円、7.3億円が利用
  • 7割(5.8億円)はスーパー、薬局、3割(1.5億円)が地域、商店街(1月末時点)
    →商店街振興にもならず…
  • 事務費のほうが、販売額よりも多い!!!
  • 申請率「43%」
  • 非課税世帯7割:子育て世帯3割
  • ↓ここまでして、43%!
    • 換金処理に窓口+郵送受付、臨時窓口設置、相談会実施、土日販売も…
    • 窓口対応は2区のみ
    • 昨年度9月、12月に申請書再送付…特定記録郵便で!
    • 今年ハガキを送付
    • 当然費用が増加!
  • 区が考える、伸びなかった原因
    1. 非課税世帯にとって、負担(金銭的に)
    2. 手続きが煩雑

*金銭的な負担、手続きの煩雑さは、実施前からわかりきっていたことです…。
国の事業自体の、大きな失敗!がよくわかる結果となりました…。

★キャッシュレス店舗

  • 昨年10月:2199店舗
  • 3/1時点:4828店舗
  • +2630店舗増加

★介護保険

  • 来年度予算で、基金1億700万円を取り崩す
  • 保険料の情勢抑制のため
  • 7期計画→12億円かつよう
  • 8期→計画策定中。9期も勘案し、給付見込みを立て、検討

★介護人材研修センター→約17%が「研修できない」

  • 区「今年度より出張型研修」を実施
  • 「令和2年度より、カリキュラムを充実
  • 地域の複数の事業所で、合同研修を可に
  • 小規模や、センターから離れたところも、利便性を高める

★介護の人材不足、厳しい実態…有効求人倍率7.39!

  • 区内介護の有効求人倍率は「7.39」
  • 全職業を大きく上回る「1.87倍」
  • 区の方策→研修センターとの連携、就職相談会、外国人人材育成支援、外国人職員受け入れ支援・研修…など
  • 求人に何十万かけている事例→区「経営を圧迫」

*根本的な問題…待遇改善に踏み込まなければ、解消は難しいのではないでしょうか…
*その何十万円が、実際の給与にまわれば…と思ってしまうのですが…

★産後ケア…利用料が2倍に!

*市民の声ねりま、岩瀬たけしの質疑です!

  • 助産師施設によるショートステイ→1か所増え、3か所に
  • 施設が増え、予算も増えたが、しかし……
  • 利用者が思ったほど増えず、減額補正に
  • 理由は?
  • 昨年度利用額が2倍に
  • 1泊6000円→12000円、1500円→3000円、2000→3000円に
  • 対象「若年者、育児不安」を抱える方→保健師が判断し、特に進めている

*12000円!気軽に利用できると思えるでしょうか?
*対象者を考えても、利用しやすい料金にし、利用促進することは必要ですし、虐待予防の効果を考えれば、費用対効果からみても安いのではないでしょうか?

★自転車対策…

  • 令和2年度、自転車推進計画改定へ

★台風被災、工事補助

  • 工事が終了した方も対象
  • 都事業→今年度末(3月末)で終了(*申し込みはおはやめに!)
  • 187件申請→1位は屋根146件、78%

★地震以外の備蓄は?

  • 区「考え方の整理が必要」

★住宅確保支援金

  • 家賃相当3-9か月分の給付+就労支援
  • SNS、TVで区民に伝わり、相談者が急増
  • 単身世帯86件、二人世帯11件、3人以上世帯10件

★猫支援

  • 補正予算:捕獲機8台+マイクロチップ&虐待啓発印刷代
  • 捕獲機は現在44台
  • 不妊手術のため、地域猫ボランティアや区民に貸し出し

★補正予算の考え方

  • 補正予算は、整理がメイン→ここ数年は減額補正
  • 最終補正額がプラスになったこともある
  • 基金積み増しを大きく行ったため↑

★病休の職員が増加→人材派遣会社へ依頼増

  • 得意分野にあわせ、職種ごとに3社と契約
  • プロポーザルで選定
    1. 事務系→パーソルテンプスタッフ
    2. 福祉系→ウィッシュ
    3. 医療系→(株)パソナ
  • 派遣数:事務119人、福祉14人、医療13人

★区の業務、テレワークは可能か?

  • 区「対人サービスが基本」
  • 「テレワーク領域は広くない」

★ふるさと納税

  • 区「税制、地方自治の本旨ゆがめている」
  • 「競争には加わらない」