一般質問1日目!台風19号を受けた災害対策は?選択的夫婦別姓や多胎児支援は…?

2019年最後の議会(第四定例会)、一般質問がスタート!

12/3(月)、一般質問1日目の注目ポイントをお届けします。

★台風19号を受け…災害対策は急務!

  • 防災無線が聞こえなかった問題
    →「文字化して練馬区情報メールで配信」
    「ホームページでも確認できるシステム」を「来年度導入」の予定
  • アクセス集中等の問題
    →「通信網は強化」
    「遠隔地でのバックアップ体制を整える」
  • HPでの情報発信
    →「トップページに災害情報を集約」「アクセス集中にも対応」
  • 今年度、浸水ハザードマップを改訂。防災気象情報などを掲載。「3月全戸配布へ」
  • 保育所・学童の開設や、ごみ集積所について
    →「来年度改訂の『地域防災計画』に位置付ける」
  • 避難所となる地域集会所、地区区民館→設置されたTVを活用し、情報発信
  • 避難訓練
    →「要支援者名簿の安否確認訓練を試行実施。来年度~訓練個所を増やす」
  • 備蓄食料のアレルギー対応
    →「アルファ米やミルクはアレルギー対応」
    それ以外は「価格を踏まえ、今後検討」
  • 可搬型蓄電池→各区立施設に配備を検討

★選択的夫婦別姓…区の姿勢は…世界基準とは程遠い?

  • 「婚姻制度、家族のあり方」など「国民の理解を得ながら検討」するもの
  • 区でのニーズ調査の実施を要望されると、「慎重に検討」
  • 議会に提出された、選択的夫婦別姓に関する陳情については→「審議の状況を見守る」

★多胎児支援、まずはアンケート調査実施へ

  • (妊婦健診などの)「自己負担額のデータは、国も都も保有していない」
  • アンケート調査を実施し、実態把握に努める」
  • 保健相談所の心理相談の強化をはかる」

小さくても一歩前進ではありますが、まだまだこれから、ですね…!

★不登校対策…関町の適応指導教室は拡大の方向

  • 関町の適応指導教室は、現在週2回→拡大の方向で検討中
    →安定して利用する施設や人を確保
    「今後は民間施設の活用も含めて検討」
  • 教育長は、今後も、民間委託を進めると示唆する答弁

★区の事務に、AIを導入!

  • ベテラン職員の仕事を、AIが学習→作業時間の大幅な削減を目指す
  • 2020(令和2)年7月実証実験→検証→導入を検討

いよいよAIに仕事が奪われる時代…と思いきや、「ベテラン職員」がいなくては、AIは優秀にはなりません。

人間の経験や知恵こそが求められる…そのために「ひと」を大切に育てていくべき時代だと、改めて思います。

★練馬区の税収、大幅減!?

  • 法人税の一部国税化などの影響で…合計「140億円」の減収の見込み

★前進?どうなる?大江戸線延伸

  • 先日、前川区長が小池都知事と会談
  • 大江戸線延伸について、「検討を進めている」と回答。
  • 整備が明確に位置付けられ、具体的なプロセスに入った…と、区長は答弁

★道徳、理解が深まっているってホント?

教育長答弁より…

  • 道徳の授業が「定着したと認識」
  • 「自分事として悩み、考える姿勢」がついてきた
  • 「考え、議論する道徳の理解が深まっている」

…本当にそうでしょうか?

教科書を使うということは、国(政府)が示す価値観がすでに、紐づけられ、示されているということ。本当に、多様な意見を出し合える道徳にはならない…と高口は考えています。

12/8の道徳講座でも、考えたいと思います!