高齢者免許返納問題…区の対策は?

池袋にて、高齢ドライバーにより、母子がなくなる事故がありました。心からお悔やみ申し上げるとともに、高齢者の運転という社会問題について、考えていかねばならない問題だと感じています。

ひとまず、練馬区が高齢者の免許返納について、どんな対策を行っているのか、確認しました。

★1:運転時認知障害早期発見チェックリスト30

「MCIや認知症の早期発見のきっかけとなる、車の運転時に現れやすい状態を30個リストアップ」したチェックリストを作成。

  1. HP
    https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/sumai/index/drivecheck30.html
  2. チラシ→高齢者施設などに配布(2年前)
    https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/sumai/index/drivecheck30.files/30check.pdf
  3. ツイッターにて発信
    https://twitter.com/nerima_tokyo/status/1120522956822786048

★2:タウンサイクルの無料利用

運転免許を自主返納すると、「ねりまタウンサイクル」の利用が無料になる制度です。
「自主返納された75歳以上」が対象。

(参考)高齢者生活ガイドP84
https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/koreisha/oshirase/koreisya-guide.files/koureisyanoseikatsugaido.pdf

しかし利用率を聞いてみると、「月平均5人」(2018年度)と、少ない実績。

タウンサイクルもなくなるのでは…?という現状でもあります。

★区民からの意見は、あまりない?

当初は、「区役所で返納できるの?」といった相談もあったそうですが、最近は、「免許返納=警察」という情報が広がり、区に直接、免許返納について問い合わせるケースがないそうです。

実際に困っている方がいないわけではないので、「区としてこんな取り組みをすべき」といったご意見がたくさん届くことで、区を動かしやすくなると思います。

★区ができることは…

警視庁のHPを見ると、自主返納による特典、インセンティブをつけることで、返納を促す取り組みが行われています。

(参考)高齢者運転免許自主返納サポート協議会加盟企業・団体の特典一覧
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/koreisha/shomeisho/support.html

自治体によっては、タクシーやバスの無料や割引を行っているところも。

長期的には、返納してもいいと思える=車がなくても移動に困らない交通基盤を整えていくことが重要です。具体的には、みどりバスの強化(←運転手不足が深刻なのですが)などでしょうか。

チラシを作らせる、もっと配布する…といったことは、比較的容易に

もう少し調査して、他自治体の例など研究したいと思います。