4/26環境まちづくり委員会&羽田空港機能強化について

練馬区には、常任委員会が5つあり、議員一人につき1つ参加します。
高口は「環境まちづくり委員会」に参加(6月に全入れ替えがあるので、1か月程ですが…)。

4/26(金)、初の「環境まちづくり委員会」(略して「環まち」)に参加しました。


報告事項は、5つ。

①専決処分
②自動車接触事故
→どちらも清掃車によるもの。

③内方線付き点状ブロックの整備の完了について
→区内の5駅に設置が完了した…という報告。

④地下鉄赤塚駅エレベーター設置完了について。
→練馬側のエレベーターが設置された報告。

小竹向原駅エレベーターの話が出たので、「進捗はどうですか?」と質問したのですが、「関連のない質問」ということで、却下されてしまいました…。
質問……なかなか難しい!

*事前に区の担当者に伺って、下調べ&準備していたので、残念ですが……。
またご報告したいと思います!

⑤自転車駐輪場とタウンサイクルとの指定管理者との協定締結について

*平和台方面&環七側で進んでいる放射36号線の工事に伴い、氷川台駅前の駐輪場の環境も大きく変わります。
こちらも区の担当者からヒアリングしたので、またご報告したいと思います。


最後に、「口頭報告」というかたちで配られた資料が、「羽田空港見学会の開催について」。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/shigoto/kankyo/hanedakuko.html

「羽田空港の機能強化」の問題があります。
2020年のオリンピックに向け、羽田空港の国際線の数を増やし、東京上空を飛ぶ飛行機が増える問題です。

落下物や騒音が問題なのに、「見学会」って……? ←こんな疑問が、委員会でも起こっていました。

また、以下は、今年の1月13日、光が丘IMAで開催された国交省主催の説明会に行った際の、覚え書きです(担当者がずらりといるので、いろいろ質問しました)。

●騒音について
・真下で68デシベル
・江古田で64デシベル
→通常のコンビニより大きいくらい
・着陸より離陸のほうが音が大きいが、練馬区ではその変化はない
・今も離陸の便は飛んでいる

●ルートについて
http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/international/pdf/20180306_01_08.pdf
・南風のとき、15~19時のうち、3時間飛ぶ
・好天時と、悪天候で、ルートが異なる
・「悪天候」とされる頻度→それほどない
・南風→約40%
・悪天候→約4%
・1時間あたり、14便or30便飛ぶ

●落下物について
・多い事故が、「飛行機の足のポールが落ちる」
・年間落下物事故→羽田周辺ではなし
・過去10年→飛行機から落ちたもの19件
→小さなバネ、パネル、部品13件、氷の塊6件
・人的被害ゼロ→瓦わり、ビニールハウス破りあり
・見つかったのは全部成田空港。
・遡ると、福岡で怪我あり

●部品がなくなる問題
・8年間で451件
・年間50切っている
・451件中の30-40件は空港内

●対策基準をつくる
・外国の飛行機にも適用
・落下物の基準はしっかり策定
・最終的には運行停止の処分もありうる
・補償も考えている

●決定なのか?
・同意、合意ではない
・2020年にむけて、管制官のトレーニングなどをし、運用したいと考えている
・引き続き、住民説明会、情報提供すすめる
運用したい

●いつまでか?
・「この時期まで」という具体的な期限は、まだないが
・目標は2020年オリンピックまで、
・明確な時期はこれから示す

●スタートしたらずっとこのルートと本数なのか?
・国際競争力を強めなければならない
・外国人観光客を継続的にとりこみたい

*最新の報告はこちら(国交省ニュースレター「羽田空港のこれから」)
http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/news/i/20180315.pdf

ルートの真上にあたる皆さんにとっては、騒音の問題は深刻。また、落下物の事故が様々ニュースになるなか、上空をたくさんの飛行機が飛ぶ不安も大きくあります。

成田で落下物事故が多いように、羽田空港の本数が増えれば、羽田でも増えないとは言い切れません。

皆さんの暮らしに大きくかかわる重要な問題。これからも注視していきます。