産後ケアが大切!~マドレボニータ・吉田紫磨子さんにお会いしました

ママたちの産後を支える、全国的な団体…「NPO法人マドレボニータ」。
https://www.35.madrebonita.com/

その講師として、練馬で活躍されているのが、吉田紫磨子さん。ママチームのTさんにつないでもらい、事務所でお会いし、「産後ケア」がいかに大切か、教えていただきました。

「産じょく期」(出産後6~8週間までの期間)を過ぎたあと、産後2ヶ月~産後210日の期間を、マドレボニータでは、独自に「リハビリ期」と呼んでいるそうです。公園や子育てひろばはまだ早いかな?と悩む時期。また、保健師による産後すぐの訪問も終わり、行政の支援が届きづらい”スキマ”でもあります。そんななか、子どもと二人きりの孤独な育児で、追い詰められてしまうことも……。

そこで、マドレボニータさんでは、リハビリ期の産後ケア教室に力を入れています。体を整えるだけでなく、パートナーとの関係などを話し合い、ママ同士のつながりを生みやすい場づくりをしています。

私自身、子育てひろばにただ通っているだけでは、なかなか「ママ友」ができませんでした。子育てのボランティアを通じて、子どもを通じてではない、私自身がつながるママの仲間ができました。ママ友というのは、不思議というか、独自の世界です。「はい、ママ友を作ってください!」というだけでは、うまくつながれないママは少なくないのでは…。ママを、仲間としてつながりやすくする仕組みが、大切なのだと思います。

産後ケア教室受講生のアンケートの結果では、「復職に向けての前向きな気持ちをもつようになった」が約2倍。何より、「パートナーを本当に愛していると実感するようになった」が約3倍多い! 出産は、パートナーとの関係を、がらりと変えます。産後に、パートナーとの関係を語ったり、考えたりすることも、とても大切ですね。

私の夫は、授乳以外はなんでもする超イクメン、おかげで産後を乗り切れました。2人目は自宅出産したのですが、それも夫のサポートがなければ無理でした。パートナーとの関係もまた、本当に大事なテーマです。

とっても元気で、お話しているだけでパワーを頂きました。このお話を、どう政治の場で活かしていけるか、しっかり考えていきます。吉田さん、ありがとうございました!