オンライン報告会「練馬区立美術館の陳情の行方」レポート

練馬区立美術館・貫井図書館の改築(建替え)に「反対」の陳情が
練馬区議会・区民生活委員会に提出されています。

2023/7/25、その陳情に関する審査(質疑)が行われました。

高口は、委員会での議論についての報告会を、8/18、オンラインで開催しました。

▼オンライン報告会「練馬区立美術館の陳情の行方」
https://koguchiyoko.net/infomation/20230818bijutsukan_chinjo/ ‎

以下、ブログでも、内容をまとめてお伝えします。

【1】陳情審査の背景

★陳情の扱いが変わったことにより…

練馬区議会では、前期まで、陳情の塩漬け(まったく審査しない)ことで”有名”でした……。

選挙後、その陳情を審査するように方針が変わりました。

それ自体はいいこと!なのですが……

ポイントは、審査が、「陳情提出順」ではないこと。
委員長、副委員長が、どの陳情を扱うかを決めます。

つまり、そこに、意図があると、高口は感じています。

★どんな意図と思うか?

それは、
「練馬区議会として、結論を出したい」
ということだと思っています。

「美術館改築反対」の陳情を
いちはやく「否決」することで、
改築を「後押し」したい

…という意図があると、高口は考えています。

 

【2】陳情の主旨

↑提出された陳情

◆陳情の主旨は5点

①サンライフの廃止を前提とした計画の見直し
②全貌を明らかにし、区民の納得と合意を得ること
③費用の縮小
④貫井図書館の計画の見直し
⑤美術の森緑地は、工事中の代替施設も含めた見直し

→どれも納得の内容ですね…!

◆区民生活委員会にかけられたのは4点

貫井図書館に関する項目(IV)は、文教児童青少年委員会での質疑となります(質疑はまだ)

選挙前までは、特別委員会で一括で質疑できたのですが……

選挙後、美術館と図書館で、委員会が分けられました。

区民生活委員会では、貫井図書館改築のことは質疑できないため、議論しづらくなりました…

 

【3】練馬区の資料

陳情が付託された際、「資料請求」といって、質疑に必要な資料を求めることができます。

6月の委員会で、いろいろ求めていたのですが……

練馬区が出してきた資料は、こちら(PDF)

あくまで「これまでの経過のおさらい」程度の情報で、
新情報はゼロ。

⚠️求めた資料が揃っていない

陳情審査が行わることになって発覚したのが、
資料請求が、”後退”した問題です。

請求した資料が出てこない、といったことです。

そのため、高口からは、

  • 陳情の主旨に従い、改築費用に関する概算を要求したが、出ていない
    ※基本設計が終わるまでわからない、というのが区の言い分
  • 審議に必要な資料がなく、議論が十分にできない
  • 陳情に対しての議論を尽くすことが、重要であり、陳情者への誠意でもある
  • だから、改築費用が出るまで、陳情は継続すべき(資料が出てから改めて議論すべき)

と、求めました。

⚠️美術館の利用者の「?」

美術館の利用者数が、練馬区の資料にありますが……

一番来場者の多い展覧会は、どれかご存じですか?

練馬区の小中学生の作品展です!

「地域の美術館」の意義とは何か……再確認する必要がありますね。

国宝の展示より、大切なことがあるのではないでしょうか。

 

【4】質疑より見えてきたこと

①練馬区の強調ポイント

まず、練馬区が答弁のなかで、特に強調したのが、以下の3点です。

  1. 丁寧に対応、説明し、納得を得られてきた
  2. 賛成意見はたくさんある
  3. 反対は少ないように言う

……これが「本当なのか?」が、争点です。

◆賛成意見はたくさん紹介

まず、練馬区は、賛成意見はたくさん!紹介します。

(例)オープンハウスの賛成意見
「納得した」
「トレーニング室は残る、安心した、はやく進めてほしい」
「手狭」(だから、改築は必要)

一方、反対意見は
「サンライフ練馬残してほしい」
→ひとつだけ!

⚠️あんなに反対の方々が詰めかけて長時間区の職員に大勢がたくさん質問したのに、
……なかったことに!!!??

◆謎すぎる「肌感覚」

アンケート76件中、「明らかな反対」は「6件」といい、
「肌感覚」で、「相当多い方、たくさんの方が賛成」しているというが…?

質疑で聞かれると、「オープンハウスのご意見シート」についての数字は

  • 賛成46件
  • 反対25件
  • その他14件

だということが明らかに。

70:6と、46:25では、全く印象が違います……。

 

②反対意見を「反対」と認識していない可能性…

ここから見えてきたのは、

意見を言っている区民は反対のつもりなのに、
それを反対と受け取っていないのではないか?
(あえてか、無意識なのかは不明だが)

という、疑問です。

⚠️アンケート自体は情報公開できない

=どのような意見を「賛成」とみなしているのか不明!

⚠️反対意見=建設的!?

高口が、
「私のところには反対意見がたくさん届いているが、区には届いていないのか?」
「反対意見も紹介を」
と求めたところ…

なんと練馬区は

「『バリアフリーが心配』という”建設的”な意見もある」

と答弁!!!

建設的、ということは、反対に含めていないのでは?

つまり、反対があっても反対と受け止めないから
「賛成多数」という「肌感覚」になってしまうのではないでしょうか?

反対をそもそも反対を受け止めず
「建設的」という高度(?)なすり替えを行なってでも
進めようとする計画とは、一体なんなのでしょうか…

 

③ワークショップ

練馬区が今、開催している、設計に関するワークショップです。

7月の委員会時点で、3回まで開催済みでした。

ここでも、「賛成多数」のような印象づけの答弁が繰り返されます。

(例)直近3回目アンケート
回収率100%
43人98%→「楽しめた」と回答

⚠️あくまでワークショップへの感想で、計画に対しての賛否ではない

それなのに、「98%」が賛成であるかのような印象を与えています。

⚠️3回目は落選した人がたくさんいた

ワークショップは2回目は、全員参加できました(当選人数を拡大)。

でしたら、2回目の反応も、出すべきではないでしょうか。

⚠️アンケート自体の問題

そもそも、アンケート自体にも、問題点が。

実は、その時のテーマについて”しか”書けず、
それ以外について書くことは許されないのです!

限定されたアンケートをもとに、
賛成多数であるかのような印象操作、情報操作は許されないと思います!

 

④設計はどうなる?

計画自体も疑問ななかで、当の設計自体にも、疑問が浮かび上がってきました。

◆ワークショップの「様々な意見を含めて設計に取り入れる」というけれど…?

12月には基本設計が完了なのですが……
ワークショップ終わって、すぐすぎます!!!

おそらく、設計は並行して進めているということでしょう。

ワークショップの参加者からのお話を伺っても、
「ABCどれがいいか?」程度の意見反映でしかないのでは、と危惧しています。

◆気候危機対策は?

別の観点からですが……ガラス張りの建物。
省エネ対策等も気になります。

練馬区は答弁で「ZEBReadyはめざす」というのですが…

環境配慮について聞かれ、具体的に出てきたことは
「再エネ、太陽光パネル、LED」など
ごくごくごくあたりまえのことばかり、でした。

 

⑤どうなる?美術の森緑地

こちらも、気になっている方が多いのではないでしょうか。

◆利用者数は31万3千人!(2022年度)

美術館より圧倒的に多い利用者数です!

2021年度 31.7万人
2020年度 27.7万人(※コロナ影響あり)
2019年度 36.3万人
2018年度 34.7万人

※測定方法
・図書館、美術館、サンライフ練馬の入り口(計3カ所)と、公園出入り口2箇所に、カウンター
・出入りなので、合計を2で割った数

◆工事で「一定期間閉鎖」

「短くなるよう検討」「関係機関と調整」と区は答弁したが、詳細は不明。

◆その間の対応は?

「周辺」の遊び場を「周知」し、周辺の「公園利用を促す」というが…
そもそも、そんなにたくさん、広い公園が「周辺」にあるのか?
が疑問です。

 

⑥「21世紀の富士塚」って何?

(参考)設計イメージ(練馬区HP)
https://www.city.nerima.tokyo.jp/jigyoshamuke/jigyosha/oshirase/bijutsukanproposal.files/hiratateiansho.pdf

◆文言を使わなければいいの?

「使い勝手のよさを区民の多くが求めている」という質問に対して
練馬区は
「富士塚という文言」を使うかどうか、
基本設計のなかで「何を言葉で出すかはこれから考えたい」
と答えました。

でも、富士塚という言葉を使わなければいいのでしょうか?

⚠️「富士塚」というコンセプトがあるから、今のデザインが提案されている

20メートルの建物の天井をぐるぐるのぼって、屋上に出る想定。
言葉を入れなくても、「富士塚」というコンセプトで設計されることは変わらない!

言葉を入れるか入れないかは、まったくもって、本質ではありません。

⚠️そもそも、富士塚が「土地の記憶」???

中村橋、貫井に富士塚はありません……。

江古田も北町もいっしょくたにするのが「土地の記憶」?

練馬を知らない、外のひとの発想としか思えません……。

 

⑦なくなる機能のひとつ→サンライフ練馬の体育室

※現在、コロナワクチン会場で、2年半利用なし

◆利用人数

14417人(2020年度)

◆利用団体 78団体

フットサル 36%
バレーボール 27%
ほか、卓球等

◆現在

・フットサル
→春日町青少年館レクホール、大泉運動場、中村南スポーツセンター等
・バレーボール
→春日町青少年館
・卓球
→勤労福祉会館、えーる等

⚠️他施設にしわよせが…

まず、代替施設が大泉とか…
「地域」とは言えない遠さです!

そして、スポーツ施設はどこも人気。
予約がとれない、と聞きます。
ひとつなくなれば、別の施設にしわよせが出てきます。

 

【5】高口の質疑より、さらなる疑問点

他委員の質疑も踏まえて、高口からも質疑しました。

①「広く公開して進めてきた」という誤解

練馬区は、設計事業者の公開プレゼンテーション、ワークショップの区民参加など、広く公開をして、進めてきた、と強調しています。

それ自体は否定しません。
ですが。

たとえば、プレゼンテーションは公開と言いながら、SNS等での口外は一切禁止。
事業者が決まった後でさえ、ダメ。

ワークショップも、SNS等での発信は禁止です。

抽選に当たり、参加できたわずか数十人だけが知る進め方。
限られた区民だけで、それ以外はシェアもできない。

それが本当に、広く進めていると言えるのでしょうか?

練馬区は、
「ワークショップの中身は経過途中。
最終的に示したい」
と答えましたが、

決まる前に区民が意見を言い、それが反映されることが重要なのであって、

決まってから
「何も変更できませんがこれです」
と見せられても、意味がないのです…。

 

②本当に、今かけるべき税金なのか?

81億円以上といいながら、100億、120億円かかるという人もいる計画。

コロナ禍と物価高騰で、かつてなく区民が困窮している今、この状況。

夏休みに痩せる子どもは毎年クローズアップされるのに、練馬区は、宅食サービス等を求めても、やろうとしません。

先日は、子どもに栄養をとらせるため、自分の食を削る母親がいるとの報道もありました。

どんなに暑くても光熱費を節約せざるを得ず、
区内のフードバンクには、助けを求める声がやまないそうです。

(…というこの質疑の途中で、
意見を述べる場ではないから質疑をと、
委員長から制止が入りました)

今この状況で、これほどの多額の税金をかけることへ、
否定的、反対の声があがるのは、当然のことです。

そもそも、81億円以上かかることについて、練馬区は一度もパブコメ等をとったのか?を聞くと、

練馬区は
「区議会で説明」
「プロポーザルをホームページで公開」
等と濁しましたが、

要は、区民へのパブコメ等はしていないのです。

『美術館基本構想』等でパブコメをとり、賛成が多かった等と根拠にしていますが、
そこには金額は書いていません。

その金額に見合う計画かどうかは、区民にとって重大な判断材料です。

今後、金額を含めたうえで、区民にパブコメ等で問うべきだ、と求めました。

 

③そもそも区民の同意はとれていないから、陳情が出た

6月に提出された時点で162名だった陳情が、
わずか1ヶ月で、1205名に。

貫井図書館前で署名を呼びかけたところ、すぐに30-40筆も集まったそうです。

これが、民意、
これが区民の声ではないのでしょうか?

この区民の声こそ、受け止めるべきです。

そのうえで、

  1. 今後も、団体等からの話し合いの要望があれば、応えること
  2. 区民の同意を得て進める方針で間違いないか?
  3. 計画の「全貌」ができてから、再度パブコメ等同意をとる機会を設けよ

と要望したところ…

練馬区は

  1. 話し合いを断ったことはない。今後も続ける
  2. 様々な質問に耳を傾け、実現できるものは実現、
    できないことは丁寧に理由を説明する
  3. 基本設計完了後、区議会に報告

等と答弁しました。

③については、ただ計画を発表するだけではなく、パブコメ等の区民の意見聴取こそが重要です!!

 

④計画ありきでどんどん進められている、の声…

・階段だらけで、高齢者や障害者にも優しくない、バリアフル設計
・段にのぼらないと本がとれない→子どものケガの危険
と、計画にも疑問の声があがっています。

ワークショップに参加した方からは、
「設計自体に疑問の意見を言っても、計画ありきで受け止めてもらえず、どんどん進められている」
「本当に区民の声が反映されるのか疑問」
と伺っています。

「どう使いたいか?」等しか聞かれず、
そもそもの設計について、意見を言えないとのこと。

練馬区はそれに対し
「当然、受け止めて活かす」
「安心して使えるように」
「真摯に受け止める」
等と答弁しながらも、

「反映できるものは反映」
「今から真四角にする、といったことはできない」
等、できないことを添えたうえで、

「たくさんの好意的な意見を頂いている」
と、ここでさえ、またしても強調。

やっぱり、参加した方の不安や疑問は届いていない!
受け止めていないじゃないか!!!

と言わざるを得ません…

一人ではなく、何人ものひとが、そもそもの設計(シェイドと呼んでいる屋根の部分や、不便になる設計)について疑問をあげていて、
それについて質問しているのに、

「好意的な意見が多い」
ことをわざわざ言う練馬区はやはり、不安や疑問に応える気はないのだろう、
としか思えません。

練馬区は「本物のアート」と謳っていますが、
そのやり方でできたとして、それは「本物」なのでしょうか?

 

⑤せめてあと1年かけ、合意をはかるべき!

全体スケジュールをみると、
ワークショップが終了してから、
その意見を踏まえて、じっくり設計するスケジュールにもなっていません。

他施設を含めたスケジュールも、この資料からはわかりません。

設計ができてからのパブコメ等、
もっと時間をかけ、丁寧に進めるべきです!

練馬区の答弁は

  • オープンハウスで、大まかな全体スケジュールは示している
  • 実施設計で決める
  • 現在これ以上示せるものはない

とのことでしたが……

スケジュールも明確にしめさず、進めることだけはどんどん進める、というやり方で、本当にいいのでしょうか?
区民は置き去りになっていないでしょうか…?

 

⑥美術の森緑地はどうなる?

そもそも利用者については、
まず貫井図書館が圧倒的(59万人)。

ついで美術の森緑地→サンライフ練馬→最後に美術館の順番です。

工事期間中の代替地確保と言いますが、
ここは子どもたちの数少ない、貴重な遊び場。
保育園の園庭がわりでもあり、
今や公園は争奪戦とも言います。

子どもは遠くに行けません。
子どもの数年、1年でも、とても大きいのです。

その上で、

  1. 美術の森緑地利用者の反対の声は把握しているか?
  2. 「周辺」の公園を利用させるというが、どのように?
    また、どのくらい離れていて、面積はどのくらいか?

を聞くと…

練馬区

  1. 緑地の利用者アンケートはとっていない
  2. ・ご案内→土木部、保育課とも(連携する)
    ・範囲→私の所管とは違うが
    ・半径500メートル圏内は一定把握
    ・隣に都営住宅の公園もある
    ・保育園のおさんぽ先→10箇所以上ある
    ・子どもに支障がないよう、各園が工夫されている

つまり、緑地が使えない期間は各園が「工夫」すると。
…各園まかせと言っているようにも聞こえます💦

保育園の先生方は、今ある公園のなかで最大限工夫なさっています。
だからこそ、その一つ、しかも人気の緑地が使えない、ということが、どれだけ大変なことか、
もっと真摯に向き合うべきではないのでしょうか?

自分たちの計画のために生じる事態なのに、
あまりに無責任です…

 

【6】次の区民生活委員会(8/29)

以上が、7月の委員会での質疑のまとめです。

ここからは、今後どうなるのか、を考えていきます。

◆陳情への賛成議員は、2名のみ

今の区民生活委員会として、美術館問題に切り込んでいるのは、高口と、野村説区議(共産党)のみ……

とても心もとない状況です……

立憲さんは2名もいますが、美術館改築には賛成という感じです。

◆継続を求めている

7月の陳情質疑の終わりに、野村説委員と高口で、概算費用等が出るまで、
・継続審査とすること
・そのための採決を
と、求めました。

◆8月29日10時〜の区民生活委員会で結論が出る見込み

そこで再度、継続をと、求めようと思っていますが……

現在の練馬区議会の力関係から、
多数決で、陳情は「不採択=否決」される見通しです。

でも!!!!

  • その後どうするかが重要!
  • あきらめない!

ことが大切です!!!

 

【7】今後の動きと争点

陳情が不採択、否決されたからといって、計画がすべて区の思い通りに進められるようになる、というわけではありません!

より、これからどうアクションを起こすかが、重要となります。

ちなみに、別の主旨の陳情を出すことは可能です。

そのうえで、高口が考えている、これからの争点ですが……

★設計自体の問題→皆で訴えていこう!

①貫井図書館が超絶不便&危険になる

■美術館優先の末路…

・美術館が中心で、図書館は周辺をぐるりと取り囲むような配置
・別の階の裏側など、たくさん移動しないと目当ての本にたどりつけない
・ワンフロアでまとめるべき!

高口が頂いたご意見
「使い勝手が悪いだけでなく見通しが悪く、性犯罪や美術品損壊などの犯罪が防げません」

■子どもが危険!

・段をのぼって本をとらせる設計
・子どもは登る生き物!
・万一、落ちたら…???

■もうやめませんか…天井までの本棚

・取れないっつーの!
・職員を呼ぶ?→業務増

高口が頂いたご意見
「天井までの棚や、子どもが台にのぼって本を取るような棚は危険きわまりない」
「子どもや図書館員がけがをしたら、練馬区はどうやって責任を取るのでしょう」

②バリアフリーは何処へ???

階段だらけ!
高齢化に逆行しまくるバリアフル設計!

これ、本当に問題ありませんか……?

③西側全面ガラス!気候危機対策は何処へやら

・西陽で本は焼け放題…
→区民の財産、大事にしないの?

 

  • バリアフリーは大前提、まずは区民にとって「便利」であること
  • 「おしゃれ」はその後で!
  • 公共施設ですから!!!

★次の意見聴取の機会を求めよう!

練馬区は、ワークショップ終了後の区民への説明、設計への説明については「検討する」と答弁しています。

基本設計が出た段階で、費用概算も出てくる見込みです。

現在の81億円は、2021年3月の単価をもとに算出
設計の発注は76億円、解体費用を含む
→そこから物価は劇的に高騰しているはずです……

そんなに高額な費用をかけるべきか?
費用についてのパブコメや説明会などの機会を設けるべきと、求めていきましょう!

★まちづくりにも波及

・『美術のまち構想』の策定準備を進めている練馬区
→こちらも注意が必要です。

★もっと時間をかけ、丁寧にすすめるべきと求めよう!

疑問の声が相次ぐ中、その声を打ち消すかのように、
急いで進めている練馬区……

もっと時間をかけ、ゆっくり、じっくり、丁寧に、区民の納得と合意が得られるよう進めるべきです!


これからも、あきらめずに、声をあげ続けていきたいと思います!

陳情その後の状況も、レポートしていきます!

ぜひ傍聴にもお越しください!