【練馬区立美術館問題】 改築に「反対」の陳情 →不採択、却下に

8月29日の練馬区議会・区民生活委員会にて、
練馬区立美術館・貫井図書館の改築に
「反対」の陳情が、不採択(却下)されました。

とても残念です……

※これまでの経緯はこちら↓
https://koguchiyoko.net/nerima/20230818bijutsukan-report/

7月の委員会で質疑
→続8月の委員会で結論を出した形です。

【会派ごとの賛否】

■陳情を不採択(陳情に反対)

自民党
公明党
練馬会議
立憲民主党
維新

■陳情を採択(陳情に賛成)

共産党
高口ようこ所属のインクル
→2人のみ…

【継続審議を求めたが…】

結論を出す前に、

  • 費用が出ていない→その資料も出ていない
  • 基本設計のあと費用が出る予定なので、
    それまで「継続」としておき、
    費用が出てから改めて議論してはどうか

と、高口と、野村区議の2人が求めました。

そこで、
継続すべきかどうかで、
賛否をとることに。

ここでも、
高口と野村区議以外の区議は
挙手しませんでした。

その後、陳情への賛否をとり、
結果、陳情は不採択、否決されました。

【貫井図書館の動き】

同日、
貫井図書館に関する部分が、文教児童青少年委員会で、質疑されました。

同じ陳情の中で、貫井図書館に関する項目のみ、文教で審査する形。

こちらの賛否は次回以降ですが、
同様に、不採択、否決される見込みです。

【どんな意味を持つのか?】

陳情を不採択とした

自民党
公明党
練馬会議
立憲民主党
維新

の5会派は、
「練馬区立美術館の改築に賛成」
という立場、という意味を持ちます。

他にも委員会に所属しない会派のなかで、
改築に反対の議員もいますが、

賛成派が圧倒的多数ということ。

なかでも、立憲民主党さんの姿勢は、とても残念です……。

【あきらめずに、次のアクションを!】

陳情が不採択になったからといって、
計画が確定したわけではありません。

  • 別の主旨の陳情を出すことは可能!
  • 声をあげ続けることが大事!
    (黙っていると、オールOKとみなされる)
  • もっとゆっくり時間をかけ、区民との合意をとることが必要!

次のタイミングは、おそらく
4回まで開催済みのワークショップの報告や
基本設計や費用が出てきたとき。

またお知らせしていきます。

引き続き、がんばりましょう!