【練馬区の中1】ベルデ下田&臨海学校の廃止→イングリッシュキャンプに変更?(パブコメ1/17〆切)

※2021/12/2、練馬区議会のレポートです。

【中1】臨海学校&ベルデ下田の廃止→イングリッシュキャンプ

ベルデ下田を廃止
→練馬区の中学1年生で行っている臨海学校を中止
→代わりにイングリッシュキャンプをやるよ

…という変更が、練馬区から提案されています。

まだ素案の段階です(1/17パブコメ〆切)

★概要

これまで練馬区は

  • 5・6年生で移動教室
  • 中1で臨海学校
  • 中2でスキー教室
  • 中3で修学旅行

をやってきました。

その中で「中一の臨海学校をやめる」ということです(令和3年度)。

★理由は?

  1. 遠泳の安全監視員が確保できない
    →安全体制を組むことができない
  2. ベルデ下田の老朽化

の2つの理由があげられています。

★ベルデ下田の老朽化が、大きな原因

下田がベルデの中で一番古く

  • 築年数:51年
  • 開設:昭和45年

老朽化と、それに伴う改修や維持管理に
とてもコストがかかる

……という点で、廃止しようと
練馬区が提案しています。

2023年3月(令和4年度)予定です。

★そのかわりに、イングリッシュキャンプ

代わりに、どこか別のベルデで、
「イングリッシュキャンプ」を行うと、
練馬区は言っています。

イングリッシュキャンプとは何かというと……
英語を使った体験学習みたいな内容です。

海外等に行く訳ではありません。

小学生に、農業体験学習

他に、プラスの見直しとしては
「農業体験学習」

小学生を対象にした
都市農業をいかした体験型学習を拡充
とのこと。

農業体験は重要だと思います!

スキー教室は継続

移動教室、修学旅行は継続。

スキー教室も継続です。

スキー教室については

「ヘルメットを導入してほしい」といった声を
今、複数いただいています。

安全のためにも、
「ヘルメットが必要ではないか」
と教育委員会に言っていますが

なかなか予算が難しいと
言われております。

海での自然体験は重要では…

今、自然体験がなかなか少ない中で
海での体験は
重要ではないかなと思います。

ベルデ下田のコストの問題もあり、
また、遠泳は、安全管理の面からも
見直しが必要とは思います。

老朽化したベルデを残すかどうかは別としても

ただ、海での体験そのものが
なくなってしまっていいのか?

という点は、
考える必要があると思います。

他のベルデも、廃止に??

>残る少年自然の家3施設については、
>児童生徒数の動向や民間施設の活用の可能性を踏まえ、
>引き続き検討を行う

ということで、「他のベルデの廃止」も示唆しています。

★パブコメは3つの計画へ(2022/1/17まで!)

この提案は「アクションプラン」「教育振興基本計画」「公共施設等総合管理計画」の3つの計画に掲載されています。

まだ素案の段階なので、ぜひぜひ、ご意見をお送りください!

【参考】アクションプラン改訂の全文はこちら(練馬区HP)

【参考】練馬区教育振興基本計画(素案)

【参考】公共施設等総合管理計画・素案(練馬区HP)→ベルデ下田の廃止

1月17日〆切です!

※議会資料はこちら


まどぐちは、こうぐち!
高口ようこでした