オンライン学習導入、給付金、失業対策等を!続・新型コロナウイルス対応/4/23文教児童青少年委員会レポ

4/23、文教児童青少年委員会レポートです。
保育園休園、学童休室問題以外の、新型コロナウイルス対応について、まとめました。

*正確な議事録は、区議会HPに後日UPされます。

続・新型コロナウイルス対応

★オンライン授業の導入は…?

A 練馬区
  • 報道では、国の本会議。1人1台の端末、早期に実現
  • 「オンライン教育、早期に実現してほしい」声多数
  • 1人1台端末、早期に実現できるのでは? 鋭意検討中
  • 概要がまとまったらご報告する
  • 現在、ルーター、タブレットの在庫が(市場で)枯渇
  • 機器は選択。わかりやすいものを検討

★高口も要望…早期導入を!

  • オンライン授業が急務
  • 都の補正予算:区立学校のオンライン導入、モバイルルータやIT支援員の拡充込みで出る
  • 練馬区は3年計画で、今年度15000台(1/3)の導入予定だが、前倒しを
  • 国や都の補正予算を活用しつつ、たとえば生活困窮世帯に優先でタブレットを配備するなど、順次導入への検討を開始すべき

(参考)他自治体の動きは?

(例)熊本市が早い
(例)世田谷区は1000台限定でタブレットの配布を決定
(例)豊島区、福岡など、アンケート調査を実施しているところも

 

*コロナウイルスの長期化や、学校再開後も感染を心配して登校させない家庭、不登校の増加等が予想でき、急ぐべきです。

 

以下、高口質疑

★現場へ、区独自の給付金を!

  • 都補正予算では、コロナ予算がかなり認められると聞いている。(例)福岡市:保育、障害者、高齢者等の職員への給付金
    (例)愛知県安城市→ひとり親家庭に給付金
  • 都補正予算を活用しつつ、保育士等福祉施設職員等への支援、ひとり親等困窮者の給付金を。

★失業への支援策、雇用対策を

  • 今も雇止めが増えており、今後も失業者が増えると見込まれる。
  • 保育園・学童の内定・通園取消しをしないよう、柔軟な対応をお願いしたい。
  • 育休の延長は1回しかできないので細切れにされると困るという意見もある。
    (例)板橋区→雇止めの人を区補助職員として募集
    *明石市→失業ひとり親を臨時採用
    →練馬区も、雇用の支援を!

 

★子どもの学習のフォローは?

Q 高口
  • 文科省は通知(21日)で教科書に基づく家庭学習を求めている。
  • しかし、子どもの教育を受ける権利を考えると、十分とはいえない。
  • 再開後、家庭学習をもって、授業を行ったということのないよう区として支援の検討を。
A 練馬区
  • 臨時休校で、課題、復習プリントが多くある
  • 課題では差が生じると予想
  • 「補充の機会を整えたい」

★虐待の心配、DVの増加の報道

Q 高口
休校が長引き、家庭、子どもたちも限界。虐待の状況把握や、フォロー体制は、どうなっているか?
A 練馬区
  • 虐待の件数→昨年度比、1-3月で増えていない
  • 相談が増える傾向、3月は顕著
  • DVも増えていない

*高口注:本当…?相談がないだけの可能性も…?

  • 面前DVも増えていない
  • 相談には傾聴し、必要があれば対応
  • 3月の臨時休校、4月の緊急事態宣言では、要保護児童対策地域協議会にて、見守りを実施
  • あわせて、保育園に通うお子さんは、登園の状況を把握するよう、施設にお願い
  • ぴよぴよは休室しているが、相談対応はしている
  • 職員が、「どう過ごしてる?」等連絡
Q 高口
学校の先生によるアウトリーチを
A 練馬区
  • 今後、長期化→一段あげた対応
  • 相談窓口→スクールカウンセラー等

★休校に伴う子どもの給食

  • 文京、豊島では就学援助世帯の子どもに対して1日500円のお昼代を支給
  • 練馬区でも実施すべき

★学校再開は…?

  • 分散登校中の小学校で、クラスター発生のニュース
  • GW後はまだ不安との声が大きい
  • 感染拡大防止の観点から、国や都の意向に関わらず、区としての判断をすべき