給食費、1食9-10円値上げへ。質維持の難題も…/2/14文教レポ

2/14の文教児童青少年委員会、速報です!

学校給食費、来年度から値上げ

  • 小学校:1食9円増
  • 中学校:1食10円増
  • 改定率:3.41%(小中平均)
  • 月額:160円増(小中平均)

★理由は…やっぱり消費税増税!

  • 消費税増税による運送費、加工費など、間接経費の上昇
  • →食材料価格への影響

★前回の値上げも…やっぱり消費税!

  • 平成26年:4.6%増
  • 消費税5→8%の影響
  • その前が平成13年→10年以上あいたことも一因

★現場の涙ぐましい努力も…カルシウムが2割不足!?

  • 現場では、様々な努力
  • 食材に安価なものを活用
    (例)ヒレカツをチキンカツに
  • 果物の回数を減らす
    (例)2回→1回に
    (例)1/4カット→1/6カットに
  • 「質の維持が難しく」
  • カルシウム、鉄分などで、国の「学校給食栄養摂取基準」を下回る
  • カルシウムは、2割も基準を割り込む

★今回の値上げで、質の維持向上ははかれるか?

  • 食材選択の範囲が広がる、基準が達成できる…と、現場からの声も
  • カルシウムでいえば、小松菜、赤身の肉、カツオなど…

★給食費無償の”そもそも論”

  • しかしそもそも…学校教育に関わるものは無償であるべきではないか?
    …という給食費無償の議論が、議会でも出続けています。
  • 高口としては……質の維持向上はとても大切。
    でもそれが、保護者負担であるべきなのか?
    公費をしっかり投入すべきではないのか?
  • という観点で、質疑をしました。

★当日資料