旭丘・小竹の小中一貫校、「推進委員会」設置へ/8/22文教児童青少年委員会

8/22、文教児童青少年委員会のレポートです。

旭丘・小竹地域の小中一貫教育校、「推進委員会」設置へ

旭丘・小竹地域を揺るがす小中一貫校が、ついに動き出しました。

  • 3校を統合する基本方針は変えず
  • 当面、小竹小の通学区域は残す=小竹小は残す
  • 旭丘小・中の一貫校を先行して進める

そのための、「推進委員会」です。

★推進委員会は、何をやる?

  • 3校それぞれより構成
    保護者代表(PTA)…各2名程度
    町会代表…各2名程度
    学校評議員等…各2名程度
    各学校長
  • 検討項目とスケジュール
    ・2019年度…基本設計に向けた準備(施設整備、就学等)
    ・2020年度…基本設計の内容(施設配置等)
    ・2021~22年度…実施設計
    ・2023年度…実施設計、工事
  • 月1回開催を予定

★未就学児の保護者は入らない!

これまでの説明会でも、「公募委員を」という意見が出ていたのですが、↑ご覧のとおり、公募委員は入らない形に。

一番影響を受けるのは、これから入学する、未就学の子どもや保護者! その意見が反映されるべきです。ぜひ公募委員に加えるよう区に要望しましたが、

  • 「公募委員の予定はない」
  • 「各代表を通じて、意見をきく」
  • 「近隣の保育園や幼稚園に情報提供、様々な手法で意見を聞く」

とのことでしたが、公募委員として、実際に会議に参加できるのと、間接的な意見聴取では、意味が異なります。

各代表が意見を代弁するやり方も、未就学児の知り合いがいるかどうかなど、条件が限られてしまいます。

★そもそも、小竹小の廃校は、決定ではない!

特に、小竹地域では、統廃合の合意は、まったくとれていません。説明会でも、いまだに反対意見が噴出する状況です。

統廃合前提であれば、この推進委員会も、まとまりようがありません。区は「基本の対応方針は変更しない」と言いましたが、統廃合前提とならないよう、強く求めました。

統廃合前提であれば、新しい、よりよい学校をつくろうとするはずの委員会で、また地域に溝が生まれてしまいかねません。

どちらの地域も溝など望んでいないのに、区の施策によって地域の分断が生み出されるようなやり方は、ふさわしくありません。

★「話しづらい」雰囲気にならないよう…

そのような状況のなか、どうしても、「言いづらい」「本音が出せない」委員会になってしまいかねません。

様々な意見を忌憚なく言い合える委員会があって、はじめて、いい学校ができるはず。

活発な意見を出し合える工夫、フォローをするよう、求めました。

★委員会で話し合う内容は?

「施設、設備、学区域」などについて、話し合う…と区。

まずは、体育館やプールの延床面積、設計前の条件を整理するとのことでした。

「今後の詳細は、内容がまとまってから情報提供する」

★次回委員会は9/10(水)10時~

区役所西庁舎8階、委員会室にて。

どなたでも手ぶらで傍聴できます。お越しください!