2/25こども家庭費~学童クラブの基準は「堅持」と明言!
2/25(月)予算委員会は、こども家庭費!
【幼保無償化】
★幼保無償化…実費は対象外。負担が増えることはない!?
- 幼保無償化…実費は対象外
- 食材費は見直し
- すべて無償ではない、「周知、理解」を求めると区
- 「現行は、0円か一部負担」
- 負担があっても、「現行より増えることはない見込み」と区
【保育園】
★「子育てのかたちを選択できる社会」というけれど……
- 「認可保育所希望は97%/5506人と大多数。保育ママ、小規模保育所は177人」という他会派の指摘に対し…
- 区「様々なニーズがある。13か所希望が書けるので、希望の方が多い」
- 「特定園希望」は待機児童の数に入れない
*「子育てのかたちを選択できる社会」をめざす、といいながら、「特定園希望」「認可保育所希望」という「選択」を、どう考えるのでしょうか……? 「それぞれの家庭に寄り添い」と言うのなら、なぜ、第一希望の園に入れないと、待機児童から除外されてしまうのでしょうか……。
*この「子育てを選択できる社会」という答弁が何度も出ました。一見、その通りだと思うのですが…でも私達、選択できていますか? 保育園、選べますか?? 学童、選べるほどありますか???
「選択」という名目のもとに、しっかり整えるべき施設を整えなくてよい言い訳に使われてしまうような危機感があります。
「選択できる人」と、「働かなきゃいけない人」との、「格差」を広げるだけではないか? 「働きたくても働けない人」のことを、考えているのかな? 何より、「家庭で子育てを選べるように」といったとき、そこで想定されているのは、母親でしょう……? その違和感!
保育園も学童も選び放題。夫も妻もたっぷり育休がとれ、マミートラックなんて死語になり、復帰してもちゃんと元の仕事に戻れる。男女格差もなく、ジェンダーギャップも世界に恥ずかしくないレベルになる。
そういうことが達成できて初めて、「子育てを選択」が議論できるのではないかな…と、思うのです。
★セーフティネットのはずの3歳児保育、今後も拡大?
- 「順調。セーフティネットとして機能」と区は評価
- 光が丘、石神井の2か所に
*6歳まで預けられる保育所が整えば、「3歳の壁」に苦しむことはないのですが…。「0、1歳」が不足として、小規模保育所を増やしてきたツケがまわってきている、という印象です。
★保育園の巡回指導にあたっているのは?
- 園長経験者7名
★ベビーシッター利用支援事業
- 東京都の事業
- 23区中4区+1市で導入
- 2019年度、8時間→11時間まで拡大の予定
- 練馬区は現在、導入を見送っている
【学童】
★学童、待機児童、現状は
- 昨年より申し込み数が280人増加
- ねりっこクラブ+民間学童誘致で1318人枠を増やしたが、待機が生じている状況
- 学童校内化、2校が整備中(豊玉東、大泉学園桜)→2019年4月開始
- 残り18校も、順次校内か
- 下石神井、関町、北町小も、改築時に整備の予定
- ねりっこクラブは、「改革担当係」を設置し、ペースアップ
- 夏休み居場所事業→2019年度対象を拡大
★学校内のクラブ室確保が難しいのは……
- 待機児童10名以上いる学校のなかでは、「4校」
- 施設置き場を活用するなど、具体的なアプローチを検討
★学童の基準、1年生を優先した結果……
- ある小学校では、65人の枠に対して、58人が1年生!
- 2-3年生の待機児童が急増……
★学童クラブの基準…守る!
- 「有資格者の指導員2名の基準は堅持するか?」の質問に対し
- 「堅持」と回答!
*しっかり守らせていかないといけないと思います!!
★障害児、学童の受け入れは
- 障害児:2018年で164名/2013年度から横ばいの推移
- 9名は重度
- 医療的ケア児:2018年度1名、2019年度3名のよてい
→現在は、児童館や地区区民館
→2019年度より、小学校内学童でも予定 - 「ねりっこクラブでも、当然受け入れていく」と区(現在、医療的ケア児の受け入れは0名)
【すごいぞ児童館!】
★児童館の来館者数、100万超え!!
- 1館あたり1日90人
- 年間のべ106万人!!
【虐待問題】
★練馬区内の虐待対応、現状は…
- 児童相談所につないだ数:324件のうち…
- 状況提供:1件
- 援助要請:14件
- 送致:21件
★虐待した側
- 実母:64%
- 実父:28%……
★189
- 虐待通報のダイヤル「189」
- 接続率は「20%」
- 2016年度、音声ガイダンスにより60%短縮
- 通話が有料→つながるまで長く、切ってしまう
- 国→2019年無料化予定
- 区が専属ダイヤルの開設予定はない
【子育てひろば】
★子育てひろばは、「敷居が高い?」
- 「子育てひろばは敷居が高い」との声を受け、来年度から「ねりまこどもcafe」をスタート
*そもそも、「子育てひろばの敷居が高い」ということが、大問題では……