一般質問3日目ハイライト!性的マイノリティ、性教育、化学物質過敏症etc..

遅くなりましたが、6/19(金)、一般質問3日目ハイライトをお届けします。

この日は、私たち市民の声ねりま・岩瀬たけしがトップバッター。岩瀬HPのほか、練馬区議会HPに動画もUPされているので、ぜひそちらもご覧ください!

★どこでヤジがとんだか?

いくつかの野党会派に対しては、いつも、イヤ~な気持ちになるヤジ(鋭く、「なるほど」というヤジではいいのですが、そうではないもの)が与党から飛んでくる、練馬区議会。

今回、岩瀬さんの一般質問のどこでヤジや嘲笑が起きたかというと……

①岩瀬さんが、レインボーカラーのたすきをかけて街頭に立っていたら、罵倒を浴びたこともある…というくだりで、与党から「嘲笑」が。

②性的マイノリティ問題。
中学校のスカート・スラックスの選択、本人や家庭からの申し出があれば認めるとのことですが、申請は1件もなし(あたりまえですよね、カミングアウトしているのと同義ですし、言いにくいに決まっています)。「なぜ(申請が)ないのでしょうか?」という岩瀬さんの発言に対して、与党からは笑いが起きました。

言いたくても言えない気持ち、我慢せざるを得ない、抑圧される側の気持ち、子どもの気持ちが想像できないからこそ、笑えるわけです。

子どもに押し付けずに、体制として、制度を変えて支援する。そうあるべきなのに……。

私たちの差別感覚とは、かなりかけ離れてしまっているのが、今の練馬区議会の構成です。みなさんと、一緒に変えていきたい!と思います。

★区内の中学校に、性的マイノリティは「1人もいない」!?

もちろん、区の把握している数として……です。当然いらっしゃるわけですが、学校内で言えるような状況にはなっていない、ということがよくわかります。

★性教育…

練馬区男女共同参画推進懇談会での提言を受け、「国際セクシュアリティガイダンスの内容を研究する」

・「第五次計画は、リプロダクティブヘルス&ライツの一環として検討」

…と、少し前むきな答弁を引き出すことができたかな、と思います。

https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/keikaku/shisaku/kumin/sankaku/kondankai/index.html

ちなみにこういった懇談会↑などは、いくつか設置しており、公募委員として、区民が参加することができます。そこでどんな提言をするかが、とても重要ということですね。

ぜひ思いのある皆さんに、参加していただきたいなと思います!!!

以下は、他会派からの質問を受けての、区の回答です。

★化学物質過敏症

香りの害、香害に代表される、化学物質過敏症の問題。

「HPを通じて周知予定」と区が答弁。

こちらも少しですが、前進です。

★住まい確保支援事業

今月から、高齢者、障害者、ひとり親の入居を支援する事業を開始。

「もし倒れたら…」ということで断られることの多い独居高齢者ですが、様態が急変したら通報するシステムを導入するなどして、高齢者の入居をサポート。

1週間で、22件の相談があるとのことでした。