練馬区にも「子どもの権利条例」を!~「絵本から見る子どもの権利 イラスト展」

昨日1/16は、こちらの、武蔵大学・武田信子先生の講演に参加しました。ギャラリー古藤さんで開催中の「絵本から見る子どもの権利 イラスト展」の企画です。
https://www.facebook.com/events/1487690221351900/

大人はつい、「遊ぶ」ことはダメなこと、勉強や習い事など、意味のあることをさせなければ…と思いがちです。
子どもには、「遊ぶ権利」があります。
国連の「子どもの権利条約」で、認められた権利です。

子どもが子どもらしく、子どものままでいられる環境。
ぼーっとしていることが許される。
自由に、好きなことができる“暇”がある。

しかし、子どもの「遊ぶ権利」は守られていません。
どころか、どんどん悪くなっている。
日本は、批准した「子どもの権利条約」を守らないとして、これまで3回勧告を受けています。来年9月には、4回目の勧告を受けるだろう、と武田先生。

今の、余裕のない、息苦しい社会が、子どもの世界を浸食しているのを感じます。「格差」「貧困」…様々な不安が親を襲って、せきたてられてしまう。

子どもは「小さな大人」なのではなく、子どもとしての時間を生きている。
子ども時代に、子どもにしかできないことをたくさんできるように。
子どもの遊ぶ権利を、遊ぶ環境を、本気で守らなければならない時代です。

息子に、最近何をしているか聞いたら…
朝、飛行機のように両手を広げて、飛行訓練を想像しながら、学校に行くのにハマっているそう(笑)。
子ども時代に、想像をおもいきり羽ばたかせてほしい!と願います。

(ちなみに、夫はゲーム会社に勤務していましたが、「すごいゲームを作る人は、子ども時代、みんな遊んでた」が口グセでした)

練馬区にも、「子どもの権利条例」を作りたい。
子どもが子どもらしく、思いきり遊んで育つ練馬区にしたい。

「大人が知識をつけなければ!」という武田先生の言葉が、突き刺さりました。