練馬区ここが大変!

★待機児童、本当になくなった?

2017年度、練馬区が最終的に発表した待機児童は「48人」。しかし2018年2月の第一次募集で内定をもらえなかった人数が「約1600人」!もちろん、ここから二次募集や認可外に入園してゆく子供たちもいます。とはいえ、内定が確定するまでは預け先が無い不安や、より良い環境で預けたいという気持ちは残ってしまう。リアルなニーズと、大きくかけ離れてしまうのです。

 

★みどりが減っている!

練馬区といえば、緑の多さは、23区でNo1! それに惹かれて住んでいる人も多いはず。でもそのみどり…どんどん減り続けています。宅地のみどりも多いのですが、大きな道路ができ、開発で宅地が消えてしまう。道路脇の街路樹も、みどりの数としてはカウントされます。しかし同じ樹木が並ぶだけの道路のみどりは、くらしに守られ、四季を告げる家々のみどりとは、質が異なります。

 

★畑のピンチ!

これまた練馬区といえば。畑が多いことで有名。住宅街に畑があり、直売で新鮮な野菜が変える…癒しの光景ですよね。しかしこの畑が、ピンチです。税制などが優遇される「生産緑地制度」が、2022年に30年の期限切れを迎えるためです。練馬から、大量に農地が消えてしまうかも…!?

 

 

★大きな道路の計画

大泉のほうでは、「外環の2」(地下を潜る外環の上も、なぜか道路を作ろうという計画)。
石神井では、駅前にたくさん車を呼び込もうという計画。
練馬~桜台では、住宅街や商店街を潰す放射35号線。
江古田では、北口の商店街を呑みこむ補助172号線の道路。
……様々な道路の問題が、くらしをおびやかしています。

 

★学校の統廃合

保護者の反対を押し切り、光が丘第四中学校の廃校が決定…。
旭丘小・小竹小・旭丘中の3校を統合し、小中一貫教育校にする計画は、地域住民の大反対にあい、現在は調整中。
これから練馬の子どもたちを、どんなふうに育てていきたいのか?
ビジョンのないまま、地域コミュニティや災害時の拠点である学校が、どんどん潰されようとしています。

 

★地域の声を聴いていない?

行政がとらえる「地域の声」=一部の団体(町会、商店街)、地権者、PTAなど、昔からの組織になりがちです。地縁のない人たちの声は、なかなか届きません。その結果、何かの問題で説明会が開かれたときは、もう計画は決まってしまい、動かせない…ということがほとんど。どこの地域の説明会でも、「知らなかった!」「話を聞いてくれない!」という意見ばかりです。それが実は、ちいさ~く、区報にわかりづら~くのったりしている…そういう「落とし穴」、なくしていきたいと思いませんか?