練馬区議会・決算特別委員会「総務費・議会費」より重要情報!

2021/9/28練馬区議会・決算特別委員会「総務費・議会費他」より、注目の情報をお届けします。

*練馬区の答弁の要点をまとめています。

 

特別区税、変動は?

  • 18億円うわぶれ
    • 令和元年度:375億円
    • 令和2年度:693億円
  • 増収の要因
    • 特別徴収義務者が増えた
    • 令和2年度決算は、令和元年度の所得に基づいて課税
      →コロナの影響が少なかった

パートナーシップ条例

  • 東京都の基本計画が令和4年度まで
    →来年度、都がパートナーシップ含めて検討を考えている
  • 練馬区→都の調査結果や動向をみる

職員の問題

★休職

  • 例年は50代が多い
  • 最近、30代や30代未満も多い傾向

★職員へのハラスメント対策

  • ハラスメントが原因で休んでいる方→練馬区「いない」
  • 「ハラスメント防止基本方針」を策定
  • 職員倫理規定を改正
  • 係長以上にハラスメント防止研修、コンプライアンス研修
  • ハラスメントの相談→練馬区「時折」
  • 苦情処理委員会までいくケース→「年に1件あるかないか」

★年齢構成がアンバランス

  • 50代が一番多い
  • 40代は比較的少ない
  • 20-30代が少ない
  • 毎年140人、多い年で170人の定年退職が出てくる
  • 定年延長法が改正
  • 令和5年度から2年で1歳ずつ定年が伸びる

★知識・経験の引き継ぎは?

  • 土木部→「練馬土木研究会」を活用
  • マニュアル化→仕事の中身がブラックボックス化される課題
  • 仕事の根本理解が重要

*高口注:非正規公務員(会計年度任用職員)や人材派遣に依存している現状では、経験・知識の積み重ねはますます難しいのではないでしょうか…

選挙

★郵便投票など

  • 重度障害者等→代理人の代筆が可能
  • コロナ特例の郵便投票も
    • 申請5人、郵便投票3人
    • 2人は当日投票に行った
  • 特養等の指定施設では、施設内の投票が可能
    • 登録96施設
    • 区内対象施設の6割超
    • 2019年9月より7施設増加
    • 新しい施設ができると、選管から連絡をし→制度説明→協力頂けたら→都に申請…という地道な努力

★高齢者の投票所への送迎

  • 福祉サービスの「移動サービス」が使える
  • 練馬区「衆院選でお知らせしたい」

★投票所は増やせない?

  • 公職選挙法に投票所の設置の考え方、規模の規定はない
  • 過去の通知に距離の考え方がある
    • 3km または 2kmを超えない範囲で…という規定
    • 練馬区はおおむね1km
    • 多くは500-600m以内
  • 都選管通知
    • 混雑を避ける→8千人めやすで増設、という通知
    • 練馬区→8700人、過度な混雑は発生していない
    • 練馬区でもこれまで、1万人をこえる場合に検討してきた
  • 課題は
    1. 安定的に解説できる施設
    2. 立会人の確保
    3. 選挙経費の増大

議会のICT化

  • タブレット端末
  • 活用の用途には幅があるが…
  • なんらか活用をしている区:17区
  • 残りも導入の検討を始めている

ねりま区報

  • 令和2年度:21万2千部発行
  • 練馬区の情報入手方法として「HP」をあげる方が、初めて5割を超えた

女性防災リーダー育成講座

  • のべ152人受講
  • おおむね3割が、避難拠点運営連絡会や災害ボランティアなど、地域で活動

練馬区のシステム改修

  • システム改修全体:2億5千万円
  • うち、法改正に伴うシステム改修:1億6千万円
  • 国主導のシステムの標準化:特別区は18事務が対象
  • 標準仕様書第1版が先月示された

区内事業者への工事の発注

  • 業界団体と意見交換
  • 土木業、建設業の2種
  • 小規模や立ち上げ間もない事業者などの意見も生かして今後発注