練馬区議会って、何?
★区政は、国会とは違うよ
国会とは違い、区長を直接選挙で選びます。「区長=大統領、議会=チェック機関」のようなもの。
区長の政策をチェックする“厳しい目”が、議会の役割!
議会は条例を作る立法機関でもあります。よく使われる言い方は二元代表制。
区長は大統領で、議院内閣制の首相に比べても強い権限を持つけれど、議会は議会で大きな権限と責任を負っているということです。
★地方自治体(区)は、「ミニ国家」じゃない!
国や都と、区市町村は対等の関係! 地域の実情に沿った「自治」を行います。
でも、財政が、国や都に縛られている面も。国や都の意向に沿った政策や、都や国から降ってきた仕事も多いのも、実情……。
★練馬区議会の構成は?
全50議席のうち・・・ 自由民主党 15人 公明党 12人 共産党 5人 民進党・無所属クラブ 4人 維新の会 1人 立憲ねりま 1人 生活者ネットワーク 3人 市民の声ねりま 2人 オンブズマン練馬 1人 市民ふくしフォーラム 1人 *自民党~立憲までは、国政に政党がある *生活者ネットワークは、都議会にもある *それ以外は、練馬のローカル政党
・45人中27人が自公(与党)。
・3人以上で「議会運営委員会」に参加でき、議会での発言権が高まります。
ただし、国会とは違い、区議会は議院内閣制ではないので、明確な与党というのはありません。
区長を支持推薦するという意味では、民進党も与党と考えられます。
議席の多い政党の声が反映されやすいというのが実情で、練馬区議会でも練馬ローカル政党が発言してゆくのもまた大変な状況でもあります。
市民の声ねりまもあと一人加わると「議会運営員会」参加できるようになり、みなさんの声を届ける機会が増えてゆきます。
★投票率は?
自民党に投票した人 80,004人 自公に投票した人 121,326人 自公以外に投票した人 117,374人 選挙に行かなかった人 326,646人 *参考 有権者数・・・570,403人 投票数・・・243,757人
グラフにすると、選挙へ行かなかった人の多さがよくわかります。
★与党が多いと、どうなるの?
・議会が軽視されてしまう
区政に無関心であれば無関心であるほど、先ほど述べた、議会のチェック機能が健全に働かず、十分な審議がされないまま、区民の損益になってしまう条例や事業が議決されてしまうかもしれません。
そして、有権者から区政への失望感が高まり、さらに投票率が下がるという悪循環が起きてしまいます。
みんなでどうしたら、区政を良くし、暮らしをより良くできるのか考えて見ませんか?