【平和台】環八をくぐり、平和台駅直結の地下通路、令和7年完成予定
まどぐちは、こうぐち!練馬区議会議員・高口ようこです。
7/27、都市整備委員会のレポートです。
平和台駅直結!環八をくぐる地下通路
図のように、平和台駅前の交差点、環八をくぐる地下通路です。
階段、エレベーターがあり、平和台駅に直結します。
■どんな通路になる?
★イメージ図
↑階段とエレベーターは、今のマックがある方面の交差点にできます。
★概要
- 約79メートル
- 幅員
- 通路:3メートル
- 階段:2.2メートル
- エレベーター:11人乗り
★「8度」の勾配
通路は、8度ぐらいの勾配がついています。
上下水道の埋設管があり、それを避けるため、このような設計となりました。
交通バリアフリーのガイドラインでは「やむを得ない場合、8%まで許容」とあり、ギリギリですが許容ラインの設計です。
★利用者の見込み:1日1万人
平成28年の調査で、横断歩道の利用者が13000人だったところから推定しています。
★終電後は閉鎖
終電後に閉め、始発で開ける、という管理の予定です。
★完成後は「区道」に
この地下通路は、練馬区の所有・管理となります。
開設後は「区道」となる予定です。
■スケジュール
- 今年度(令和2年度):準備工事開始
- 令和3-6年度:整備工事
- 令和7年度:開設
★完成に時間がかかる理由は?
地下鉄の真上なので、終電から始発までの夜間工事となり、時間がかかるとの説明でした。
■17年前から出ていた要望。時間がかかった理由は?
実はこの地下通路、以前から、地域の方から要望がありました。
平成16年(17年前)には練馬区議会に陳情が出され、採択されています。
しかし当初は、埋設管が多く、工事は困難とされていました。
再度調査を行い、埋設管を避ける形での整備ができる見込みとなり、今回に至ります。
時間がかかったことの理由は他にも、
- 放射35号線の用地取得が遅れたこと
- 埋設管の関係事業者との調整に時間がかかったこと
- 財源の確保
などが挙げられました。
■工事費:約24億円
こちらは全額、東京都の「財政調整交付金需要額算定」
…簡単にいうと、東京都から全額工事費が出るので、練馬区の持ち出しはありません。
平和台駅ご利用の皆さんにとっては、完成したら便利になる地下通路です!
一方、工事により、しばらくの間、ゴタゴタするかもしれません。
何か気になることがあったら、高口までお知らせください。