練馬区議会・補正予算~インクルねりまの質疑!
2021/6/14、練馬区議会・補正予算が全会一致で可決しました。
高口ようこが所属する「インクルねりま(インクルーシブな練馬をめざす会)」の質疑の要点をお届けします!
ちなみに高口は、予算委員会で副委員長で、質疑できません…(残念)。
今回、インクルねりまを代表して質疑をしたのは、きみがき圭子さんです。
生理の貧困は、性教育の観点を!
今回の補正予算で、7月から5000パックの生理用品を配布が決定。その事業について…
- 生理用品の問題だけでなく、女性の生活困窮の問題として支援を考える必要。
- 置き場所などを検証→受け取りやすい工夫→継続的な支援を!
- 「買えない」のではなく「買ってもらえない」…虐待やネグレクトがある場合も。他部署と連携を。
- 学校での生理用品の配布を。
- 生理の問題が社会で取り上げられたのは一歩前進。これを機に、低年齢からの性教育を。
住居確保給付金は、その後のサポートが重要!
国が、12か月までの延長+再給付を決定した住居確保給付金について、掘り下げて質疑しました。
- 新規給付者の6割が再延長。残り4割の方の生活は成り立っているのか?
- 働きたくても働けない、病気、高齢等、就労できない課題がある
→生活保護を含めた、その先の支援が重要! - 低家賃の住居に移ることになった場合は、丁寧にサポートを。
- 先を見据えて、誰もが安心して暮らせる持続的な家賃補助、住宅セーフティネットの活用を!
コロナワクチン…丁寧な対応を
- インクルねりまが「通所施設を利用する障害のある方→施設で接種できるようにしてほしい」
- と、要望したところ…↓
- 練馬区から、「福祉園で重度の方」は「通い慣れた施設での接種」に向け、準備を進めているとの答弁!
- 一歩前進ですね!
- 手話通訳者も、優先接種の対象→HPがわかりにくいので改善を!
- 仮放免中の外国籍の方、ホームレスの方も、接種が受けられる体制を。
- ワクチンは強制ではない。接種していない人が差別や排除、不利益を受けない配慮、啓発を!
給付事業、DV被害者の手続きの簡素化を!
「妊娠・子育て応援事業」…10万円のギフトカード等送付する、東京都の事業についてです。
- DVの証明書類を揃えることが難しく、申請をあきらめてしまう方がいるのでは……
- 手続きをもっと簡潔にすべき
非正規公務員の問題
↑の都の事業のために、非正規公務員(会計年度任用職員)を1人雇うのですが……
- 事業は2年間、採用された職員も2年間のみか?
- 濃厚接触者になった時のお休みは、正規職員と同様、報酬は全額支払い。制度がしっかり伝わるように!
今後も、インクルねりまは、くらしの目線、こまっている方へ寄り添った視点で、質疑をしていきたいと思います!
どうぞ応援の程、よろしくお願いいたします。