新型コロナウイルスに関わる労働相談窓口のご案内

労働相談の窓口をご紹介します。

社労士による相談(練馬区)

https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/iken/kakushusodan/shoko.html

★東京労働局

新型コロナ感染症の影響による特別労働相談窓口
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/news_topics/topics/20200214tokubetsuroudousoudanmadoguchi.html

東京労働局には、「助言・指導」「斡旋」を頼むこともできます。

練馬区の窓口は、池袋労働基準監督署
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/kantoku/list/k-map-08.html
または、会社の住所地の労基署です。

★日本労働弁護団

http://roudou-bengodan.org/covid_19/
03-3251-5363
03-3251-5364(平日)

★日本労働組合総連合会(連合)

https://www.jtuc-rengo.or.jp/soudan/
0120-154-052
LINE(期間限定)の相談も実施

★全国労働組合総連合(全労連)

http://www.zenroren.gr.jp/jp/corona.html
0120-378-060

★全労協

http://www.zenrokyo.org/

0120-501-581
お近くの相談所へつながります。

★地域ユニオン

https://cunn.online/
地域密着のユニオン(一人でも入ることができる労働組合)を探すことができます。
↓東京はこちら
https://cunn.online/network/#tokyo

*組合に入っていなくても、相談できます。

★コロナウイルスと、保育園・学童について

皆さんから、「保育園・学童が閉まらないと、休めない」という声を多くいただいております。

私は、保育園は原則休園にすべきと考え、区に働きかけ等をしております。
それは、子ども達や保育士等の感染リスク、および現場の負担を減らす…という原則に基づく観点です。保護者の労働環境の観点とは、また別だと考えています。

労働の観点でいうと、一方では、「休園にしたら困る」という保護者も少なからずいます。実際に、「休みでは困る」という声も頂いております。

休園にすれば、「休園なのに休ませてもらえず預け先に困る」「クビにされる」等の事態も想定でき、その対応が必要となります。

この問題の根本にあるのは、保育園や学童の運営というより、労働の問題だと思っています。
根本に、もともとの、労働者の権利が弱い、守られていない制度の問題があり、それがコロナの問題で、一気に噴出したのだと考えます。

これを保育園・学童の問題と捉えてしまうと、「開いてほしい」「閉めてほしい」という、保護者間の対立の図式を作ってしまう事となります。

練馬区を擁護するつもりはありませんが、区が保育園を開く理由は、簡単に言うと、「閉所すると困る保護者がいる」からです。
これを、「開所を求めている保護者がいるからいけないんだ」という対立にはしたくありませんし、してはいけないと思っています。

区議会議員には、民間の会社に対しての権限はありません。
ですので、今できることとして、休園の働きかけなどをしています。

これをきっかけに、もっと労働者の権利や健康、安全を守るよう、国に働きかけ、法律等を変えていくことも重要です。
上記は、コロナウイルス以外でも、重要な相談先です。
コロナウイルスが収束したあとも、仲間を増やし、組合等を活用しながら、働きかけを続けていく必要があると思います。

私も皆さんと一緒に考え、動いていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。