【決算・高口質疑】盗撮防止・SOS教育・先生の研修と働き方改革(2025/9/26教育費①)

練馬区議会、決算特別委員会。
2025年9月26日の教育費で、高口が質疑を担当しました。

テーマごとに6つに分けて、報告します。

まずは重要なテーマ…
学校での性暴力対策。
練馬区でも起き、全国でも相次ぐ盗撮の対策について。

性暴力防止の一貫にもなる SOSの出し方教育。

SOSを出しやすい教室に変えるための
教員の働き方改革や、
研修の充実。

それによって、
子どもが学びを楽しい!好き!
と思える環境の実現を求めました。


①学校での盗撮防止、できる対策はすべてやるべき

高口

練馬区は昨年度、『児童生徒への性暴力等を防止するための対策方針を策定しました。

私は以前から盗撮の問題を議会でとりあげてきましたが
全国的にも学校での盗撮事件が次々報道され、問題は悪化しています。

各自治体も対策を強化し、

  • 愛知県日進市では全国初、学習用タブレットに、わいせつ画像検知アプリを導入
  • 横浜市等では、隠しカメラ探知器導入の他、専門の業者による抜打ち点検も実施

Q:練馬区でも、こういったシステムや、専門業者の検査等による対策強化を求めますが、盗撮対策強化に向けて、今後の取組を伺います。 

教育指導課長
盗撮防止については区独自の研修並びに教育プログラムに基づいて全教職員、全児童生徒に対して研修及び教育を行なっております。

  • 私物カメラ等の教室への持ち込みの禁止
  • 空き教室の施錠・死角となる場所を作らないなどの対策を講じるとともに、
  • 副校長による、朝・放課後の安全点検
  • 校長による、授業中による校内巡視を徹底しているところでございます。

今後12月に実施予定の「練馬区児童生徒への性教育防止対策評価委員会」においてこれまでの取り組みの検証を行い、さらなる改善を図っていこうとしています。

高口

今度評価委員会があるということですが、そもそも練馬区の教職員が盗撮事件を起こした反省があるわけですから、カメラのチェックなどを現場まかせにせず、やれることすべての対策をとるよう求めます。

②「助けて」を言える教育を

高口

「NO」や「助けて」をはっきり言える子どもは性加害者がターゲットにしづらい、と言われます。

学校で行う「SOSの出し方に関する教育」、性暴力やいじめ、自殺の予防など様々な場面で、また、人生を通じて必要な力です。

Q:練馬区での取組の現状が1点。

Q:また、先生の余裕がなかったり、こうしなければいけない、あれをしてはならないといった縛りや規律が強いなど、子どもが普段から発言しづらい教室や教員の雰囲気が、学校でSOSを出せない原因の一つだと考えますが、

2点、区の見解を聞きます。

教育指導課長
東京都の教育委員会が作成しているDVDを活用し、命の大切さを実感、困難やストレスの対処方法、心の健康の保持に関わる内容の学習を、道徳の時間や学級活動そして保健体育の時間と関連づけ、平成30年度より実施しているところでございます。

全国学力状況調査のうち児童生徒に対する質問調査の結果において、『困り事や不安がある時、先生や学校にいる大人にいつでも相談できますか』という質問に対する肯定的な返答は小学校中学校ともに上昇しているものの、声に出して相談するのは難しいのが現状です。

相談体制を整え、いじめ相談や心の悩みなど、児童生徒に寄り添った対応を行なっておりますが、より一層学校組織として誰でもいつでも相談しやすい環境づくりが必要であると感じているところです。

③教員の研修時間の確保と、生徒主体の教育の実現

高口

一層必要と感じているということです。

学力調査の結果、練馬区から平均から5%も低い。
去年(3-4%)
あがったので、前はさらに低い状態だったわけです。

本当にSOSを出しやすい学校や教室に変えていくことが喫緊で求められていると思います。

そこも含めた観点で伺います。

渋谷区では、「渋谷区Teachers Learning Day」と題し、中学校では月1回以上、小学校では週1の午後、授業をすべてなくし、研修の時間にあて、先生の負担軽減+研修の時間をとれるように変えました。

「あの先生の授業がいいから見に行こう」など区内の教員相互で学び合ったり、インプットやフィードバックの時間にもなっていると伺っています。

Q:練馬区でも、このような取組を全区で広げて頂きたいこと。

Q:また、研修を充実させることにより、私がこれまで議会で求めてきたイエナプラン教育や自由進度学習のような、子ども自身が「学びが好き・楽しい」と実感できる取組を進めて頂きたいですが、

2点、見解を伺います。

教育指導課長
現在、小学校では生活時程、授業の時間割に柔軟性を持たせ、下校時間を早める工夫を行なったり、教職員の会議や打ち合わせの時間を生成したりすることにより、教師自身が授業準備等に当てることのできる時間を確保している学校が多くあります。

特に、新規採用教員や若手教員が多い学校においては、教員が児童生徒との時間と研修や研究時間を両立できるよう工夫し、児童生徒が主体的に学ぶ為の授業改善、対話的な学びを通して自己の学びを深めていく為の授業改善を行なっております。

教師の教え方といった指導方法の改善だけでなく、児童生徒の学び方の改善についても研究しているところです。

学習することは同じでも、その手段や方法は児童生徒によって様々です。

児童生徒が意欲的に学ぶことの楽しさ、わかること、できるようになることの実感や喜びが味わえるよう、今後も研究や研修の時間や内容の充実を図って参ります。

高口

現場で頑張って頂いているところもあると思いますが、おっしゃっていたように子どもの学び方を変えていくのがとても大事です。

学習指導要領の変化も今後あるようですので、ぜひ区として積極的に取り組んで、スピード感をもってどんどん進めていただきたいです。