カーボンオフセットで上田市と連携!四季の香ローズガーデン10周年イベント…他(2026/2/13)

2026年2月13日みどり・環境等特別委員会のレポートです。

【1】上田市と連携したカーボンオフセット事業

【2】四季の香ローズガーデン開園10周年記念事業

【3】令和8年度の清掃リサイクル事業
①食用油回収→SAF
②パイロットのペンリサイクル
③燃料電池ごみ収集車の試験導入

です!


【1】上田市と連携したカーボンオフセット事業

上田市は、ベルデ武石がある、練馬区の友好都市。
その上田市と連携し、カーボンオフセット事業を行うことになりました。

ざっくり説明すると、

①森林整備のお金を一部負担
長野県の認証制度
森林環境譲与税の一部を活用

②Jクレジットの購入
年間100トンのCO2を上田市が販売→10トン、1割程度購入する

↓委員会資料

カーボンオフセットとは

「練馬区としてすべきことをしたうえでの施策のひとつ」
という前提ですが…

国、県の2種類があります。

そのうち「Jークレジット」とは、
国の3省でやっている制度。

国のハードルが高く、
長野県でも上田市が初(R6より)。

上田市がJークレジットとして認められるのが年100トン(CO2/年)で、
練馬区はその1割を購入します。
(残り9割は、他のところが買う)
今年度末、協定締結の予定。

カラマツの森の手入れ(間伐、適正管理)などに使われます。

どういうところでやると、より説得性を持ってできる場所か、
職員が上田市と現場調整をしたそうです。

木は、0−10年は、いわば赤ちゃん。
その後から、吸収量がピークとなります。

市の事業なら市有林、保安林など除く、伐採しないなど…
条件が厳しく。
ベルデ武石がある武石地区には、残念ながら該当の場所はないのがざんねん。

間伐材を活用したベンチなどを、
ベルデ武石に設置するとのことです。

質疑より

Q:長野県CO2吸収評価認証制度とは?
  • 区A:認証制度は、練馬区が受ける
  • 森林を整備され、効果検証ができるか、CO2の吸収効果があるか
    →県の認証機関に区が委託する
  • 調査委託を受けないといけない→20万くらい
高口Q:Jークレジットとの違いは?
  • 区A:Jークレジットは農水省、環境省、水産省(国)
  • CO2をいくら減らす→法定報告の議論に入る
  • 練馬区として、CO2を減らせる(認められる)のは、Jークレジット
  • 他方、県の認証制度のほうは、各都道府県で運用制度は異なるが、認証機関が県
  • 「効果の見える化」に着眼して、制度設計がなされる
  • 地球温暖化報告(法定報告)には使えない
  • 行政や民間が、森林を整備することによってこれだけの効果があることを周知する
  • いわば、CSRのようなもの
高口Q:予算は?(Jークレジット、ベンチ)
  • 区A:R8予算案→総額500万円
  • 内訳
    • Jークレジット:20万円
    • 県の調査評価制度調査委託料:20万円
    • ベンチなど:60万円
    • 森林整備の負担金:400万円
    • 合計500万円
高口Q:森林環境譲与税を活用する→いくらか?

区A:予算案で8000万円位

高口:クレジットが意外と安いので、もっと使えるといいなと思います。

高口Q:県認証制度は、R9で20トン(Co2)と倍になり、年ごとに10ずつ上がり、R12からは毎年50トンとなります。その理由は?
  • 区A:県の認証制度は年1ヶ所ずつ整備をする
  • 1ヶ所整備すると5年認証を受けられる
  • 2年度目は2ヶ所になり、20トン…と、増えていく
    *1度につき最長5年間認証申請ができる
  • 一方、Jークレジットは実証実験→1回行なった効果が8年続く
Q:表にはR16まで書いてあるが、協定締結が9年ということ?
Q:その後はどうなる?
  • 区A:一般的に自治体が、他自治体の協定を組むときは大体5年
  • 一定の期間を設ける
  • 相互に申し出がなかったら自動延長される
  • 最終的にこの事業がいつまで続くかは、スケジュールとスキームによる
Q:交流
  • 区A:上田市や森林教育をしているNPOともいろいろお話しした
  • 拠点が他の場所だったり、マンパワーだったり…いきなりは難しい
  • 引き続き考える

 

【2】四季の香ローズガーデン開園10周年記念事業

もう10年も経ったのか…!と思いますが、
10周年記念イベントが開催されます。

↓委員会資料

①記念セレモニー

  • 5月2日(土)10時〜正午
  • 前橋市・敷島公園門倉テクノばら園→施設間交流
  • 苗木交換など(「あかぎの輝き」とシンボルローズ「四季の香」)
  • 著名なバラの育種家によるトークイベントもあり

*あかぎの輝き
つぼみの段階では黄色
だんだん開花にするにつれ、色が変わりオレンジ色に移り変わる
満開で強い赤に
つぼみから開花まで楽しめる

②企画展示 5月1日〜6月7日

  • フォトスポットの設置
  • 10年のあゆみパネル展示
  • 敷島公園門倉テクノばら園の紹介

③葉っぴぃ基金「記念プロジェクト」

  • 4月から1年間
  • 目標額100万円
  • 10周年記念事業やバラの育成など

質疑より

高口Q:敷島公園門倉テクノばら園になった経緯は?
  • 区A:前橋市と提携を結んでいるから
  • 災害協定だけでなく、普段の連携も盛り込まれている
  • 前橋市→全国的に薔薇の産地として有名→お声がけした
高口Q:事業費予算

A:全部で約220万円
基金の全額を事業費にあてる

 

【3】令和8年度の清掃リサイクル事業

3点あります。

①食用油の回収充実

庁舎の回収ボックスが増加傾向にあり、
回収場所を5箇所増設→計7箇所に

  • 回収場所
    • 今:練馬区役所西庁舎、石神井庁舎
    • 新:資源循環センター、リサイクルセンター4ヶ所
  • SAFへの資源化
    • 「Fry to Fly Project」
    • 1リットルのうち、800ミリリットルがSAFに
    • プラスチック原料にもなる
    • 再生率8割
  • 事業者3社と協定を結ぶ
  • 4月1日〜
質疑

高口Q:油が多く出るのは、やはり事業者。特に飲食店など。
事業系ごみになるが、事業者、店舗は出してもいいのか?

区A:家庭から出る一般廃棄物の食用油が対象。
事業者からの油は産業廃棄物としてリサイクル処理をする

②ペンのリサイクル事業

ペン、文房具で有名な
株式会社パイロットコーポレーションによる
「使用済みペン回収プログラム」に参加
pilot-penrecycle.jp/

回収ボックスを置き、連絡するとパイロットが取りに来てくれる仕組み。
ありがたいですね…!

  • 対象
    • プラスチック製の筆記具、修正テープ等
    • (ボールペン、シャーペン、マーカー、サインペン、替え芯、修正テープ、シャープ芯ケース、プラスチックの包装材)
  • 回収場所
    • 練馬区役所西庁舎、石神井清掃事務所、資源循環センター、4つのリサイクルセンター

4月1日から。
ぜひご協力ください!

質疑より

高口Q:どういう経緯で参加することになった?

  • 区A:パイロットから話があった
  • 他メーカーは自社製だけ
  • パイロットは、他の製品もOKなのが特徴
  • 出し方も、そのまま出してもいい
  • 他のところでは、バネはいいがインクがリサイクルの邪魔になるからはずして出してもらう…などあった

高口Q:何にかわる?ペンは同じペンになる?

  • 区A:植木鉢やプラスチック製品にもかわる
  • ペンにもなるが非売品でまだ買えない
  • 啓発事業として学校(などで配布されている)

高口Q:企業はダメとのこと。練馬区自体は出せない?

区A:あくまで家庭から…

Q:いつまで?

区A:申込制。
パイロットや練馬区がやめると言わない限り続く

③燃料電池ごみ収集車の試験導入

東京都が進めている運輸部門の脱炭素化の取り組み。

  • 予定期間:5月〜R9.9月
  • 動力は水素
  • 1台
質疑より

高口Q:今の収集車との違いは何かあるのか?

  • 区A:一番大きなところは燃料が違う
  • ディーゼル→水素になり、CO2を一切排出しないのが特徴
  • 燃料費は3−5倍高い
  • 小型プレス車より一回り大きくなる。縦も横も
  • 燃料電池が大きくなるため
  • 現場と調整→細かい道を取りに行くのが難しい
  • 大型マンション、幹線道路(を回ることになりそう)

Q:練馬区の水素ステーションが廃止に

  • 区A:練馬で一番近いのは東久留米
  • 片道それなりの時間がかかる
  • こちらは残念ながらグレー水素
  • 化石燃料由来の水素
↓委員会資料